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今日は株式投資を活用して、老後の安心のために資金を作るために相応しい投資スタイルについて考えてみたいと思います。
私は株で大きく利益を上げることが出来た時に、株より資産増加のスピードが遅いと思っても、資産分散の一環として将来の収入を安定的に増やすために、株を売って資金を作り、いろいろな投資商品に資金をシフトしてきました。
私の運用資金は、いろいろな資産を動き回っているのですが、今の時点で総括するならば、株で自宅を購入し、ワンルームマンションを買って、ゴールドも買ったことになっています。私設年金の資金も一部は株で作りました。
株式投資で大きく稼げた時に、株から資金を他の資産にシフトすることは、いわば株から『勝ち逃げする』ということです。
1985年の1月に株式投資をスタートした新米投資家のころ、強烈なブラック・マンデーという大暴落に遭遇しました。
その後も、株式市場では100年に一度のはずの暴落が毎年起こるような気がします。
地球温暖化で気候が変化するように、世界中の中央銀行のマネーの大供給の影響を受けて、株式相場の乱高下の波の大きさも巨大化してきて、大暴落も毎年のように発生するようになってきました。
リーマン・ショックの大暴落、東日本大震災&福島原発大事故による大暴落など、あまたの株式暴落を生き抜いてきて、自分の株式投資のスタイルを見直してみて、気が付いたのが『勝ち逃げスタイル』という姿でした。
株から勝ち逃げした資金でシフトした金、預貯金、賃貸不動産、年金という資産の中で、どの資産が安全度と安心度が高いか、60歳になってから再評価を行いました。
そして、特にキャッシュを生み出して老後生活を支える資金源としての株、年金、賃貸不動産という私の3本柱の老後資金の収入源を比較して評価すると、年金が安定度も安心度も圧倒的に優れているという評価結果となりました。
私自身としてはやむにやまれぬ無念の選択で、副業(=会社勤め)をやめて専業投資家という道を歩き始めたわけですが、このメルマガでも過去に何度か述べ てきたように、60歳までサラリーマンを続けた人が、いわゆる年金長者という成功者で勝ち組だと、私は常々考えています。
去年は株で1億円以上の資産を作り上げた人のことを『億り人』と名付けて、マネー雑誌が特集などを組みました。
しかしサラリーマンを60歳まで勤めあげ、厚生年金や企業年金、私設年金を積み上げてきた人のほうが、安定性でも安全性でも、ランニングコストの有利性 (=そのキャッシュを得るために永久に支払い続ける経費⇒年金だけはランニングコストセロです)を考えても、圧倒的に質の良い老後の安心のための収入源を 作り上げた成功者だと思います。まさに年金長者といっても良いと感じています。
例えば、株で1億円作れなくても、各種年金の合わせ技で、夫婦二人で毎月40万円の年金を獲得できたならば、株で1億円稼いだことよりも大きな成果を得たことになると考えています。
1億円を現金に換えて、毎月40万円ずつ、つまり毎年480万円ずつ使っていくと20.8年で1億円はなくなってゼロになってしまいます。
サラリーマンを60歳まで続けて厚生年金や企業年金、私設年金で、生きている間は永久に毎月40万円の年金をゲットできることになった年金長者は、株で 1億円稼いだ人と比較すると、60歳から81歳まで生きたらトントン。更に長く生きたら81歳以降は毎年480万円ずつ株で1億円稼いだ投資家に勝ってい くことになるわけです。
しかも、何のリスクも労力も伴わずというところが素晴らしいです。まさにランニングコストはゼロであり、黙っていてもキャッシュが入ってくるわけですから、圧倒的に有利です。
60歳までに株で1億円稼いだ投資家なら、60歳以降もその資金を運用して株で稼いで増やすことは出来るとは思います。私も年金をフルで貰えるようになるまでは、株式投資で稼いでいく覚悟をしています。
しかし株式投資にはリスクがつきまといます。どんなに自分が努力しようとも世界のどこかで戦争が起こったり、テロが起きたり、自然災害が起きたりすれ ば、あっという間に自分の努力など吹き飛ばされてしまう可能性(=リスク)が存在しています。毎年のように大きな暴落が起きつづけている株式市場です。株 式市場というのは油断したらあっという間に資産を失いかねない経済バトルフィールドです。
年金といえども日本が破綻すると、もらえなくなる可能性が無いわけではありませんが、株式投資において毎年起こるような危機の頻発度と比べれば、無いようなリスクにすぎません。
だから、まだ株で1億円稼げない段階だとしても、それなりに大きく稼げた時は、その中から利益の一部をキャッシュに換えて勝ち逃げさせて、私設年金などにシフトしていくのが老後の安心を作る良い方法だと考えています。
いま、まだ60歳になっておらずサラリーマンを続けている方は、とにかく60歳まではサラリーマンを無事に勤め上げることに全力を尽くすことをお勧めします。
サラリーマンを60歳まで続けることが出来た人にとっては、株式投資など余技としてたしなむ程度に行えばよいものであると思います。
私にようにサラリーマンを60歳前に脱落した人間は、必死で株式投資などの相場商品で稼ぐ努力をする必要があるのです。しかも60歳を過ぎてからも、厳しい経済バトルフィールドで、この努力は続きます。
まあ、人間考えようだと思います。好きこそものの上手なれで、株式投資を楽しみながら株で毎年安定的に利益を上げることが出来たら万々歳です。でも、い ろいろな意味で相場商品での運用というのはリスクがいつ天から舞い降りるか、地から噴き出すか、予測のつかないストレスフルなビックリ箱の中で行われる戦 いのゲームです。
株式投資というのは、そもそも人間の欲望と恐怖を変数として機能している制度なので、わずかな入力(投資家の欲と恐怖に駆られた投資行動)の変化が劇的な出力(投資の損益)の変化を産みだします。
株で大きく稼げた時は、それなりの満足感と高揚感はありますが、サラリーマンとしてチームで幾多の困難を克服して、仕事で大事業を成し遂げた時の喜びとは比較しようもないほど小さなものです。
しかも株で稼げた時の高揚感は一瞬で去り、次の瞬間からまたリスクと向かい合ったストレスフルな時間がやってきます。
今年の前半は去年と比べて、本当に厳しい相場環境が続いた日本の株式市場でした。しかし、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革の『先取り』と、『本番』がこれからやってくると期待されています。
株価というのは、企業の『本質的な価値』に投資家の需給という光がさしてできた『影』だと考えています。影は光が強くさすと大きくなります。ですから株 価はその企業に投資している投資家(=すでにその株に投資している投資家と、これから買おうかと検討している投資家まで含めた)の総数の中で、その株を買 いたいという需要が、その株を売りたいという供給より大きくなる、すなわち光が強い状態になれば、あたりまえのことですが影(=株価)は大きくなります。
GPIFの運用改革は人間の欲望を刺激する強い追い風となるでしょう。
別の例え話をするなら、株価の大きな歪みを作る原因の一つに、人間の欲望(=本質をいびつに歪ませるプリズム)がある、ともいえると思います。
私は、株価は、人間の本能的に持っている欲望というプリズムを通過する(=市場で売り買いされる)ことによって、企業の本質的な価値が大きく歪んでしまい、欲望プリズムを通過した影である株価(=市場を経由して人間の欲
望プリズムを通過して目に見える形となった株価)が大きく歪むという現象を生じていると考えています。
プリズムの大きさや、屈折率を計るために個々の投資家は、いろいろ工夫をしています。PERやPBRや出来高を頼りに屈折率を予想して株価がどうなるか を考えて、株価という影が大きくなりそうだから買っておこうとか、株価が小さくなりそうだから売っておこうかとか、苦心惨憺しているといってもいいでしょ う。
GPIFの運用改革はこの人間の欲望プリズムの屈折率を、今までとは反対の方向で大きく変えて、株価をいままでとは逆の方向で大きく歪ませることになると感じています。
ここで踏ん張って利益を上げて、その資金の一部を勝ち逃げさせる。こんな勝ち逃げスタイルを身につければ、誰でも着実に老後の安心が作れると思います。そのためには、稼ぎやすい銘柄を発掘することが必要だと考えて、私は投資対象である企業の研究を続けています。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
本日配信の有料メルマガでは、幅広い産業を対象とした製品を持ち、96年以降一度も赤字になったことがなく安定して利益を出しており、株価上伸の力が強 いと思われ、増収増益の計画な上、低PERかつ低PBRで、含み益の大きな土地を保有しており、長期保有者向けに株主優待を改正した企業を、研究銘柄とし て掲載しています。
また、コラムでは、「インカム・ゲイン狙いの株式投資戦略により絶対不敗の状況を作り出す。その上でキャピタル・ゲインを狙える銘柄で大きく増やす。そ して儲けの一部を勝ち逃げさせて将来の生活の安心を築く。」と題し、老後の安心のための資産形成の戦略を自身の経験と実績から提示しています。さらに、研 究銘柄とはしないが気になる銘柄2つと、近い将来の研究銘柄候補5つに言及しています。
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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)
私は株で大きく利益を上げることが出来た時に、株より資産増加のスピードが遅いと思っても、資産分散の一環として将来の収入を安定的に増やすために、株を売って資金を作り、いろいろな投資商品に資金をシフトしてきました。
私の運用資金は、いろいろな資産を動き回っているのですが、今の時点で総括するならば、株で自宅を購入し、ワンルームマンションを買って、ゴールドも買ったことになっています。私設年金の資金も一部は株で作りました。
株式投資で大きく稼げた時に、株から資金を他の資産にシフトすることは、いわば株から『勝ち逃げする』ということです。
1985年の1月に株式投資をスタートした新米投資家のころ、強烈なブラック・マンデーという大暴落に遭遇しました。
その後も、株式市場では100年に一度のはずの暴落が毎年起こるような気がします。
地球温暖化で気候が変化するように、世界中の中央銀行のマネーの大供給の影響を受けて、株式相場の乱高下の波の大きさも巨大化してきて、大暴落も毎年のように発生するようになってきました。
リーマン・ショックの大暴落、東日本大震災&福島原発大事故による大暴落など、あまたの株式暴落を生き抜いてきて、自分の株式投資のスタイルを見直してみて、気が付いたのが『勝ち逃げスタイル』という姿でした。
株から勝ち逃げした資金でシフトした金、預貯金、賃貸不動産、年金という資産の中で、どの資産が安全度と安心度が高いか、60歳になってから再評価を行いました。
そして、特にキャッシュを生み出して老後生活を支える資金源としての株、年金、賃貸不動産という私の3本柱の老後資金の収入源を比較して評価すると、年金が安定度も安心度も圧倒的に優れているという評価結果となりました。
私自身としてはやむにやまれぬ無念の選択で、副業(=会社勤め)をやめて専業投資家という道を歩き始めたわけですが、このメルマガでも過去に何度か述べ てきたように、60歳までサラリーマンを続けた人が、いわゆる年金長者という成功者で勝ち組だと、私は常々考えています。
去年は株で1億円以上の資産を作り上げた人のことを『億り人』と名付けて、マネー雑誌が特集などを組みました。
しかしサラリーマンを60歳まで勤めあげ、厚生年金や企業年金、私設年金を積み上げてきた人のほうが、安定性でも安全性でも、ランニングコストの有利性 (=そのキャッシュを得るために永久に支払い続ける経費⇒年金だけはランニングコストセロです)を考えても、圧倒的に質の良い老後の安心のための収入源を 作り上げた成功者だと思います。まさに年金長者といっても良いと感じています。
例えば、株で1億円作れなくても、各種年金の合わせ技で、夫婦二人で毎月40万円の年金を獲得できたならば、株で1億円稼いだことよりも大きな成果を得たことになると考えています。
1億円を現金に換えて、毎月40万円ずつ、つまり毎年480万円ずつ使っていくと20.8年で1億円はなくなってゼロになってしまいます。
サラリーマンを60歳まで続けて厚生年金や企業年金、私設年金で、生きている間は永久に毎月40万円の年金をゲットできることになった年金長者は、株で 1億円稼いだ人と比較すると、60歳から81歳まで生きたらトントン。更に長く生きたら81歳以降は毎年480万円ずつ株で1億円稼いだ投資家に勝ってい くことになるわけです。
しかも、何のリスクも労力も伴わずというところが素晴らしいです。まさにランニングコストはゼロであり、黙っていてもキャッシュが入ってくるわけですから、圧倒的に有利です。
60歳までに株で1億円稼いだ投資家なら、60歳以降もその資金を運用して株で稼いで増やすことは出来るとは思います。私も年金をフルで貰えるようになるまでは、株式投資で稼いでいく覚悟をしています。
しかし株式投資にはリスクがつきまといます。どんなに自分が努力しようとも世界のどこかで戦争が起こったり、テロが起きたり、自然災害が起きたりすれ ば、あっという間に自分の努力など吹き飛ばされてしまう可能性(=リスク)が存在しています。毎年のように大きな暴落が起きつづけている株式市場です。株 式市場というのは油断したらあっという間に資産を失いかねない経済バトルフィールドです。
年金といえども日本が破綻すると、もらえなくなる可能性が無いわけではありませんが、株式投資において毎年起こるような危機の頻発度と比べれば、無いようなリスクにすぎません。
だから、まだ株で1億円稼げない段階だとしても、それなりに大きく稼げた時は、その中から利益の一部をキャッシュに換えて勝ち逃げさせて、私設年金などにシフトしていくのが老後の安心を作る良い方法だと考えています。
いま、まだ60歳になっておらずサラリーマンを続けている方は、とにかく60歳まではサラリーマンを無事に勤め上げることに全力を尽くすことをお勧めします。
サラリーマンを60歳まで続けることが出来た人にとっては、株式投資など余技としてたしなむ程度に行えばよいものであると思います。
私にようにサラリーマンを60歳前に脱落した人間は、必死で株式投資などの相場商品で稼ぐ努力をする必要があるのです。しかも60歳を過ぎてからも、厳しい経済バトルフィールドで、この努力は続きます。
まあ、人間考えようだと思います。好きこそものの上手なれで、株式投資を楽しみながら株で毎年安定的に利益を上げることが出来たら万々歳です。でも、い ろいろな意味で相場商品での運用というのはリスクがいつ天から舞い降りるか、地から噴き出すか、予測のつかないストレスフルなビックリ箱の中で行われる戦 いのゲームです。
株式投資というのは、そもそも人間の欲望と恐怖を変数として機能している制度なので、わずかな入力(投資家の欲と恐怖に駆られた投資行動)の変化が劇的な出力(投資の損益)の変化を産みだします。
株で大きく稼げた時は、それなりの満足感と高揚感はありますが、サラリーマンとしてチームで幾多の困難を克服して、仕事で大事業を成し遂げた時の喜びとは比較しようもないほど小さなものです。
しかも株で稼げた時の高揚感は一瞬で去り、次の瞬間からまたリスクと向かい合ったストレスフルな時間がやってきます。
今年の前半は去年と比べて、本当に厳しい相場環境が続いた日本の株式市場でした。しかし、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革の『先取り』と、『本番』がこれからやってくると期待されています。
株価というのは、企業の『本質的な価値』に投資家の需給という光がさしてできた『影』だと考えています。影は光が強くさすと大きくなります。ですから株 価はその企業に投資している投資家(=すでにその株に投資している投資家と、これから買おうかと検討している投資家まで含めた)の総数の中で、その株を買 いたいという需要が、その株を売りたいという供給より大きくなる、すなわち光が強い状態になれば、あたりまえのことですが影(=株価)は大きくなります。
GPIFの運用改革は人間の欲望を刺激する強い追い風となるでしょう。
別の例え話をするなら、株価の大きな歪みを作る原因の一つに、人間の欲望(=本質をいびつに歪ませるプリズム)がある、ともいえると思います。
私は、株価は、人間の本能的に持っている欲望というプリズムを通過する(=市場で売り買いされる)ことによって、企業の本質的な価値が大きく歪んでしまい、欲望プリズムを通過した影である株価(=市場を経由して人間の欲
望プリズムを通過して目に見える形となった株価)が大きく歪むという現象を生じていると考えています。
プリズムの大きさや、屈折率を計るために個々の投資家は、いろいろ工夫をしています。PERやPBRや出来高を頼りに屈折率を予想して株価がどうなるか を考えて、株価という影が大きくなりそうだから買っておこうとか、株価が小さくなりそうだから売っておこうかとか、苦心惨憺しているといってもいいでしょ う。
GPIFの運用改革はこの人間の欲望プリズムの屈折率を、今までとは反対の方向で大きく変えて、株価をいままでとは逆の方向で大きく歪ませることになると感じています。
ここで踏ん張って利益を上げて、その資金の一部を勝ち逃げさせる。こんな勝ち逃げスタイルを身につければ、誰でも着実に老後の安心が作れると思います。そのためには、稼ぎやすい銘柄を発掘することが必要だと考えて、私は投資対象である企業の研究を続けています。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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また、コラムでは、「インカム・ゲイン狙いの株式投資戦略により絶対不敗の状況を作り出す。その上でキャピタル・ゲインを狙える銘柄で大きく増やす。そ して儲けの一部を勝ち逃げさせて将来の生活の安心を築く。」と題し、老後の安心のための資産形成の戦略を自身の経験と実績から提示しています。さらに、研 究銘柄とはしないが気になる銘柄2つと、近い将来の研究銘柄候補5つに言及しています。
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