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市場潮流
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市場潮流

2014-12-31 06:35
    今週(12月22~26日)の東京株式市場は、日経平均株価で197円、率にして1.1%の上昇となりました。
     23日に発表された米国の14年7~9月期GDPの確定値が大幅に上方修正されたことで、ダウ工業株30種平均が過去最高値を更新。外国為替市場で円 安・ドル高が進行したこともあり、底堅い推移となりました。ただ、この時期の通例として、海外勢を中心に休暇をとる投資家が多く、取引は盛り上がりを欠く 展開となりました。

     年内は大納会まで2営業日を残すのみとなりましたが、安倍内閣の政策、企業業績、株式需給、企業の株主還元に対するスタンスなどをみても、15年に向 け、国内株式相場の展望は明るいものと考えます。日経平均株価が2万円に届きますと、時価総額は約610兆円となり、1989円12月末に史上最高値3万 8915円を示現した時と並びます。新たな展開に期待したいと思います。

     それでは、皆様良い年をお迎え下さい。
     本年1年間ありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。

    (水島寒月)

    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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