
このシリーズでは、ジャーナリストのオルガ・カザンが、最新のパーソナリティ研究をもとに行った「性格いじり」実験をベースに、いかにすれば自分の性格を変えていけるのかをまとめております。そこで前回は開放性について見てみたので、今回は協調性の介入をチェックしてみましょうー。
同僚と渋滞に学んだ「怒りの構造」
さて、まずは今回の実験の対象になる「協調性」の内容を、あらためてチェックしておきましょう。
一般的に、協調性が高い人は「優しさ・寛容さ・共感力・信頼・謙虚さ」などが強く、相手を思いやる方向に感情や行動が向かいやすい性質を持っております。逆に、協調性が低い人は「自己主張が強い・競争心が高い・批判的・冷静な判断を優先する」タイプになりやすく、チームより個人プレーを好む傾向が高め。
心理学的には、協調性は“他者
コメント
コメントを書く