インポスター症候群とは何か?
「インポスター症候群は怖い!」ということで、今回は「インポスター症候群」の話です。
これは、ざっくり言うと「自分の成功を実力と認められず、偶然や運の結果だと思い込んでしまう心理現象」のことで、
- 周囲から褒められても「たまたまだ」「運が良かっただけ」と感じてしまう
- どれだけ成果を出しても「自分は他人をだましているだけだ」と思ってしまう
- 常に「次こそボロが出る」「本当の自分がバレる」と不安を抱えている
みたいになってる状態を指しております。「自分なんかたいしたことない……」と常に思っちゃうような心理で、私見ではDラボのユーザーさんにも割と多い現象じゃないかと思っております。「1日1キロ野菜食ってます!」とか「HIITは毎日が基本っす!」みたいな凄そうな人ばっかを見てると、「自分なんか…」って気持ちになるのは当然でしょう。というか、私も生粋のインポスター症候群野郎であります。
特に現代は、SNSや評価システムの発達により、常に他人の成果が可視化された状態が当たり前になってますからね。これにより「他人との比較の疲れ」や「自己効力感の低下」が急増する現象が確認されてまして、心理学者のヴェロニカ・ルーブリン先生は、これを「社会的インポスター化」と呼んだうえで、 「他人の成功を常に目撃し続ける社会では、自分の達成感が相対的に縮小する」と指摘しておられます。ここらへんは、いままさに現在進行形で悩まされている方は多いんじゃないでしょうか。
インポスター症候群は1978年に心理学者ポーリン・クランスとスザンヌ・アイムズが提唱した概念で、彼女たちの研究によれば、この現象は性別・職種・年齢を問わず広く見られることが分かっております。まずはこの症候群の概要を簡単に説明しておきましょう。
1. どんな人がインポスター症候群になりやすいのか?
インポスター症候群は、特に知的職業や専門職──研究者、医師、管理栄養士、エンジニア、クリエイターなど──に多く見られることがわかっております。このような職業ってのは成果を数値化しづらいし、常に他者との比較が起こりやすいもんで、それだけ「自分は未熟だ」「自分だけが分かっていない」みたいに感じやすいんですよ。 研究によれば、管理栄養士の49%、医師の76%がインポスター症候群を経験したと報告されてまして(R)、つまり「優秀な人ほど自信を失いやすい」という逆説的な現象が起きているとも言えましょう。
2. インポスター症候群の代表的な特徴
ということで、インポスター症候群にかかっている人には、以下のような問題が発生しやすくなります。
- 成功を否定する:「うまくいったのは運が良かっただけ」と感じる。
- 完璧主義:少しでもミスをすると、自分を無能だと断定する。
- 過剰な準備:評価される不安を打ち消すため、必要以上に努力する。
- 比較依存:他人の成果と自分を常に比べて落ち込む。
- 称賛拒否:褒められても「そんなことない」と反射的に否定する。
いずれも困った問題でして、この症状が高じちゃうと、自分の成果を過小評価してチャンスを逃したり、 常に不安やプレッシャーで心身が疲弊したりみたいな状態になるので、どうにか改善しておきたいところなんすよね。
3. インポスター症候群の脳メカニズム
神経科学的には、インポスター症候群は扁桃体(恐怖・不安を司る部位)と内側前頭前皮質(自己評価・反省を司る部位)が活動しすぎちゃうことが問題になっていると考えられています。 特にストレスや社会的評価への感受性が高い人は、成果を出しても「評価される怖さ」が先に立っちゃうんで、自分を否定する気持ちが強化される傾向があるんですよ。 言い換えれば、これは「リスクに弱い脳」が生み出す防衛反応でもあるわけですね。
4. インポスター症候群は成長と表裏一体の現象
興味深いことに、インポスター症候群は向上心の裏返しだったりもします。 「まだ足りない!」「もっとできるはずだ!」と感じる感覚そのものが、成長への動力源にもなりますんで、この点では決して悪いことじゃないんですよね。
要するに、インポスター症候群ってのは、高い自己基準と評価不安のせめぎ合いで生まれる心理的な現象なんですよ。 それは「成長中の証」であり進化のサインだとも言えるわけです。
ただし、ここで問題になるのは、その“痛み”をどう扱うかであります。痛みを「劣等感」とみなすか、それとも「次の課題へのサイン」として受け取るか?みたいな話ですね。なので個人的には、この症候群については、不足を責めるんじゃなくて、ギャップを埋める計画を立てるのが正解だろうと思ってるんですな。
ということで、以上の話をふまえた上で、Dラボユーザーさんの中にも悩んでいる人が多いだろう「インポスター症候群」をうまく使うための10ステップを見ていきます。「成果を出しても自信が持てない」や「褒められても素直に喜べない」みたいな問題にお悩みの方は、ぜひここからのシリーズをお試しください。

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