
「その悪癖、もしかしたら自然に治るかもよ?」の続きです!(#1,#2)
このシリーズでは、依存症の世界でよく見かける「自然回復」って現象をもとに、「悪癖が自然に改善しちゃう人は何が違うのか?」ってのを深掘りしております。「なんとなく酒がやめられたなー」とか「気づいたらタバコを吸う量が減ったなー」みたいな体験をした人たちのデータを参考にしながら、私たちの悪癖を改善するヒントを得ようってことですな。
というわけで、前回は「自然回復がうまくいく人の特徴」って現象の存在について学んでみましたんで、今回は「自然と悪癖をやめられる人に共通する“3つの特徴”」から「環境を変えてうまく悪癖を断ち切るには?」をチェックしてみましょう。
悪癖自然回復フィックス1.環境を変える
まず最初に、「自然と悪癖をやめられる人」のいちばん大事な前提を確認しておきましょう。それは、
「我慢するぞ!」とがんばるのではなく、「やらなくて済む環境にいるから自然とやらなくなった」
ってことでした。みんな精神論じゃなくて、実際には「気づいたら合わなくなっていた!」って状況が自然に発生したか、もしくはそういう状況を自分で設計していったわけですな。
これは当然の結論でして、心理学では昔から、
- 行動は「性格」ではなく「状況」に強く左右される
- 意志力は、気分・疲労・睡眠・ストレスによって簡単に低下する
ってのが何度も確認されてますからね。実際のところ、
- 自制心が強い人ほど「我慢していない時間」が長い
- 自制心が弱い人ほど「我慢し続ける環境」に身を置いている
というデータ(R)もありますんで、とりあえず環境を設計するのが悪癖対策のファーストステップになるわけですな。