
「筋肉を増やしたい」ってのは、筋トレをしている人なら必ず抱く願い。しかし、そのための方法には今も諸説が入り乱れてまして、筋トレ界隈のSNSなどでは、
- 「とにかく食え。筋肉は余剰エネルギーでしか作れない!」
- 「いや、サープラス(余分なカロリー)は不要。太るだけ。メンテで十分筋肉は増える!」
- 「初心者なら食べながら痩せながら筋肉が増える(レコンプ)!」
- 「いや、そんなのは幻想。上級者こそ増量期を作れ!」
といった主張が飛び交っていて、なにがなんだかよくわからなかったりするわけです。
なぜこの論争が終わらないのかと言いますと、その理由はシンプルで「誰に対して、どの条件で、何のデータを見ているか」が曖昧だからであります。たとえば、「余分なカロリーは不要」という主張の根拠になっている研究の多くは、
- 被験者が“初心者”だった
- 体脂肪率が高めだった
- 指定よりもっと食べていた
- トレーニングボリュームが少なかった
みたいな人を対象にしてまして、筋トレをそこそこやってる人にはなんの参考にもならないケースが多いんですね。
逆に「大量に食った方が筋肉が増える!」って主張の論拠となる研究も、
- トレーニング歴10年以上の上級者
- もともと体脂肪が少ない
- 1日4000〜6000kcalを食べるエリート
みたいな超上級者を対象にしてることが多く、私たち一般トレーニーにとっては参考にならないことが多いんですよ。このズレが、“平行線の議論”を生んでいるわけです。つまり、筋肥大とカロリー摂取の関係ってのは、「一つの答え」で語れるほど単純ではないんですな。
コメント
コメントを書く