6e8411bb4e5bcdbc475aaf4577d4210cc7957d69.png
 

「筋肉を増やしたい」ってのは、筋トレをしている人なら必ず抱く願い。しかし、そのための方法には今も諸説が入り乱れてまして、筋トレ界隈のSNSなどでは、

 

  • 「とにかく食え。筋肉は余剰エネルギーでしか作れない!」
  • 「いや、サープラス(余分なカロリー)は不要。太るだけ。メンテで十分筋肉は増える!」
  • 「初心者なら食べながら痩せながら筋肉が増える(レコンプ)!」
  • 「いや、そんなのは幻想。上級者こそ増量期を作れ!」

 

といった主張が飛び交っていて、なにがなんだかよくわからなかったりするわけです。

 

なぜこの論争が終わらないのかと言いますと、その理由はシンプルで「誰に対して、どの条件で、何のデータを見ているか」が曖昧だからであります。たとえば、「余分なカロリーは不要」という主張の根拠になっている研究の多くは、

 

  • 被験者が“初心者”だった
  • 体脂肪率が高めだった
  • 指定よりもっと食べていた
  • トレーニングボリュームが少なかった

 

みたいな人を対象にしてまして、筋トレをそこそこやってる人にはなんの参考にもならないケースが多いんですね。

 

逆に「大量に食った方が筋肉が増える!」って主張の論拠となる研究も、

 

  • トレーニング歴10年以上の上級者
  • もともと体脂肪が少ない
  • 1日4000〜6000kcalを食べるエリート

 

みたいな超上級者を対象にしてることが多く、私たち一般トレーニーにとっては参考にならないことが多いんですよ。このズレが、“平行線の議論”を生んでいるわけです。つまり、筋肥大とカロリー摂取の関係ってのは、「一つの答え」で語れるほど単純ではないんですな。