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喪主(施主)レポートを書いてみた!
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喪主(施主)レポートを書いてみた!

2019-03-06 18:00
  • 5
最初に断っておくと、今回の記事は、喪主の体験を綴るものではなく、喪主体験記を書いたことの感想です。喪主体験記(約6000文字)は、今月配信される津田メルマガに掲載される予定です。

津田メルマガをわざわざ購読する人は少ないでしょうから、ポイントだけ挙げておくと……。1月31日21時47分、私の父が肺がんなどにより死亡。レポートは、ここから始まります。

■とにもかくにも「現金」の準備が大変

今回、父の葬儀の喪主(施主)を務めるにあたり、最も痛感したことは「現金」が大事ということです。このレポートを書くにあたり、どれぐらいの費用が掛かったかを計算したところ、合計で約230万円となりました。通夜・葬儀の参列者は、それぞれ20名程度。この金額が高いのか安いのかは、ここではジャッジしません。取りあえず、約230万円掛かった。これが事実です。

そのうち約220万円が葬儀社、僧侶、火葬場に支払われたのですが、この支払いは全て現金払いでした。クレジットカードによる支払いは未対応ということです。最初の支払いは通夜の行われる2月6日だったのですが、この日に支払った現金は135万円。葬儀が行われるタイミングとしては遅い方かと思いますが、それでも父が死亡してから1週間未満。死亡保険金とかは当然、振り込まれていません。

ノープランで葬儀に臨むと、この段階で“冷や水”を浴びることになります。

■自分はイベント主催者だという気持ち

喪主の役割は、イベント主催者に近いと思います。会場(斎場)を押さえて、アーティスト(僧侶)とブッキングして……という具合です。ただ、そうした作業のほとんどを葬儀社がサポートしてくれます。また、僧侶は通夜・葬儀の2デイズにプラスして戒名も考案する必要がある。そう考えると、なんだかんだで約200万円の出費も仕方ないかなと思えてきます。

さてイベント主催を主催するにあたって、最も悩ましいことは動員数の予測です。今日とか明日、急にライブをやります!と告知して、果たして何人の人が来てくれるのやら。葬儀は持ち出しのフリーイベントみたいなもの。でかい箱を借りてしまえば、参列者があふれて大炎上みたいなことは避けられます。それに閑古鳥でも笑う人はいないでしょう。むしろ、そんな指摘をする方が大炎上かと思います。

しかし、いくら赤字覚悟とはいえ、でかい箱を借りるのは金が掛かります。また、ステージのセット(祭壇)とか花とか、そういったものもグレードアップさせる必要が出てきます。そして予想よりも人が来ない場合は、用意した通夜ぶるまいや精進落としが無駄になります。食物ロスの問題ですね。保健所の指導により、お持ち帰りはできないと説明を受けました。

結果、身内だけ招待のシークレットライブ(家族葬)としたのですが、それはそれで大変なんですよね。(詳しくは津田メルマガで!)

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■アレクサンダー大王の後継者争い

本筋から大きくそれるため、津田メルマガでは少ししか言及しなかったのですが、葬儀社との打ち合わせをしている時「アレクサンダー大王の遺体」に関する逸話を思い出しました。最近ではギラン・バレー症候群だったという説も出ていますが、それとは関係ない後継者争いの話です。

アレクサンダー大王の遺体は現在も行方不明なのですが、彼の部下であったプトレマイオスが強奪し、アレキサンドリア(エジプト)に埋葬したと言われています。なぜ、わざわざエジプトまで持ち帰ったかというと、遺体を埋葬することが、最も効果的な“後継者”アピールだからなんですよね。なんだかんだ言っても、遺体という“物理的”な要素が大きいわけです。

さて、父の遺体は、どこに安置されたのでしょうか?

答えは葬儀社です。病院には長く遺体を置けない。また、自宅にも遺体を置くスペースもない。そもそも自宅はマンションの5階なのですが、エレベーターの広さなどからして、遺体を運ぶことが難しい。そうなると、必然的に葬儀社に頼らざるを得なくなります。

こうなると葬儀の話し合いでも、遺体を安置している葬儀社が優位に立てる。少なくとも私は、そのように感じました。つまり何が言いたいかというと、葬儀の話って、どこから始めたら良いか分からないじゃないですか。だったら、まずは遺体をどこに安置するか。そこから考えてみると良いと思います。

SNSを見ていると、たまにユニークな葬儀が話題に上るのですが、その多くが費用を含めて“葬儀”だけの話なんですよね。人は死ぬと“亡くなる”と言いますが、死んでから葬儀を行うまでの間も、遺体という物質は存在しているのです。アレクサンダー大王の遺体は死後6日間腐敗が進まなかったことが伝説となっていますが、逆に言えば、普通は腐敗するってことですからね。

さて、この原稿を書き始めてから1時間。あまり時間を掛けると、公開に向けたハードルが高くなるので、今日はここまで。
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とりあえず、この人がノセラれやすい人だという事はわかった。葬儀社にしたら良いお客さんでしたね。

No.1 69ヶ月前

もう・・当事者になったら浮き足立って 気も漫ろだぞ 限られた時間の中で的確に プランを提案し手配 儀式をカスタマイズする葬祭場のスタッフの手腕に頭が下がる 手違いや失礼が無い様に素早く確実に・・事前に払うのは 宗派に対する謝礼 足は出るけれど お悔みを包んでもらえるから 互助会に入って積立してあれば迷わない 支払いは請求書が出てから振り込みだった 互助会再入会したがww・・喪主は神経すり減らすけど 協力者に感謝もする あと 料理は弁当にしない全て取り分け 精進あげも・・椅子の数は料金に入れないシステムが 有り難たかった

No.2 69ヶ月前

こいうときその手の葬儀場等の施設に勤めている知り合いがいると滅茶苦茶助かる。相手にしても施設利用者ということで損はないし、色々助けてくれるからね。

No.3 69ヶ月前

ほんと短期間でやらないといけないこと山積みなんでよね。。。夏場は遺体が腐敗しちゃうからもっと短時間で物事決定して実行していかないといけないし

No.4 69ヶ月前

>>1
ただでさえ精神的に辛いのにやることが多くて、てんやわんやのてんてこ舞い。そもそも勝手がわからない。
普段冷静でも近親者のことは気が動転するから 乗せられる、乗せられないの話じゃないだろ

No.5 69ヶ月前
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