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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010) 最終回 2020年代の連続ドラマ(前編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 57ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。最終回の前編となる今回は、本連載が辿ってきた、平成のテレビドラマ史を総括します。世相の移り変わりやメディア環境の変化の中で発達してきた日本のテレビドラマ。その黄金時代とも呼べる15年間の過程...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)宮藤官九郎(9)『タイガー&ドラゴン』(後編) 笑えない噺なんか、誰
コメ0 PLANETS Mail Magazine 58ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。今回は『タイガー&ドラゴン』の後編です。古典落語を下敷きに不器用な二人の主人公の生き方を描いた本作が最後に辿り着いたのは、「笑えない現実」に対して、「笑い」はいかに向き合うのかというテーマ...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)宮藤官九郎(8)『タイガー&ドラゴン』(前編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 60ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。今回は2005年放送の『タイガー&ドラゴン』を取り上げます。前作『マンハッタンラブストーリー』の失敗からヒットを義務付けられた本作は、第一期クドカンドラマの集大成であると同時に、「笑い」が宮藤...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010) 宮藤官九郎(7)『マンハッタンラブストーリー』と恋愛ドラマの変節
コメ0 PLANETS Mail Magazine 60ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。今回は低調な視聴率ながら、今なお高く評価されている異色の恋愛ドラマ『マンハッタンラブストーリー』(2003年)を取り上げます。喫茶店を舞台に次々と連鎖する片思い、さらにその関係の入れ替え可能性...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル1995→2010 宮藤官九郎(6)クドカンドラマの女性観(前編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 63ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。『木更津キャッツアイ』をはじめ、男性を中心としたコミュニティの描写を得意とする宮藤官九郎は、ある時期まで、恋愛に対しては非常に冷めた視線を向けていました。今回は初期のクドカンドラマが女性を...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル1995→2010 宮藤官九郎(5) 木更津キャッツアイ(後編)「アトムの命題」とジャニー
コメ0 PLANETS Mail Magazine 64ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。今回は、『木更津キャッツアイ』から宮藤官九郎の作家性を掘り下げます。本作の主人公・ぶっさんの〈死〉をめぐる物語は、生身のアイドルの有限性と相まって、〈終わらない日常〉と〈死なない身体〉への...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)宮藤官九郎(4)『木更津キャッツアイ』が描いた「地元」と「普通」
コメ0 PLANETS Mail Magazine 65ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。宮藤官九郎編の第4回では、初期の代表作『木更津キャッツアイ』を取り上げます。「地元」と「普通」を主題にした本作は、一部の識者からバブル批判の文脈で称賛されます。しかし、そこで本当に描かれて...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)宮藤官九郎(3)『三月の5日間』と『鈍獣』
コメ0 PLANETS Mail Magazine 66ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。松尾スズキの漫画的方法論と、平田オリザの現代口語演劇は、2000年代以降、劇団☆新感線やチェルフィッシュといった劇団によって拡大・発展を遂げます。その二極化を象徴するのが、2005年に岸田國士戯曲...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)宮藤官九郎(2) 演劇とお笑い クドカンを育んだ小劇場演劇
コメ0 PLANETS Mail Magazine 67ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。今回は、宮藤官九郎のルーツである戦後の演劇文化を論じます。新左翼の強い影響下にあった小劇場演劇は、80年代以降は学生運動を相対化する「笑い」に転じ、「身体の再解釈」という主題を得て、つかこう...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010) 第三回 宮藤官九郎(1) 大人計画と松尾スズキ
コメ0 PLANETS Mail Magazine 68ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。今回より宮藤官九郎編が始まります。劇団・大人計画を主宰する松尾スズキによって才能を見出された宮藤。後に平成を代表する脚本家となる宮藤と、近年は純文学作家として評価が高い松尾の資質の違いにつ...
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テレビドラマクロニクル(1995→2010)番外編 宮藤官九郎 『いだてん~東京オリムピック噺~』とフィクションの最前線
コメ1 PLANETS Mail Magazine 69ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。今回は番外編として、現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』を取り上げます。宮藤官九郎作品の総決算的な意味を持つ本作が、大河ドラマの鬼門である「明治以降」をどのように描...
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テレビドラマクロニクル(1995→2010)堤幸彦(9) 『SPEC』(後編) 超能力から〈病い〉へ
コメ0 PLANETS Mail Magazine 70ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。9回に及んだ堤幸彦論は今回がラストです。「超能力(スペック)を使う犯罪者」という設定を取り入れながら、当初は『ケイゾク』の作風を反復していた『SPEC』ですが、主人公がスペックに覚醒したことで...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010) 堤幸彦(8) 『SPEC』(前編)ミステリーから超能力へ
コメ0 PLANETS Mail Magazine 71ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。『ケイゾク』の続編として企画された『SPEC』は、ミステリドラマにも関わらず、本物の超能力者が登場します。それは「謎」が存在する世界の終わり、インターネットカルチャーとニューエイジ思想が融合し...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)堤幸彦(7)『TRICK』小ネタ消費とカルト批判
コメ0 PLANETS Mail Magazine 72ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。『池袋ウエストゲートパーク』『ケイゾク』を経て、映像作家としての全盛期を迎えた堤幸彦。その次に手がけたのが、カルト批判をテーマにしたミステリードラマ『TRICK』ですが、その結末には、フィクシ...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010) 堤幸彦(6)『池袋ウエストゲートパーク』後編ーー堤、クドカン、窪塚
コメ0 PLANETS Mail Magazine 73ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。今回は『池袋ウエストゲートパーク』論の後編です。ドラマ版と原作小説を比較しながら、作品に関わった3人のクリエイター、石田衣良と堤幸彦と宮藤官九郎の影響を検討。さらに本作以降、窪塚洋介が背負...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)第7回 堤幸彦(5)『池袋ウエストゲートパーク』前編ーーリアルな場所
コメ0 PLANETS Mail Magazine 74ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。今回は、2000年に放送されたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』を取り上げます。宮藤官九郎が脚本を手掛け、長瀬智也や窪塚洋介といったキラ星のごとき若手俳優たちが出演していた本作は、以降のテレビ...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)第6回 堤幸彦(4)『ケイゾク』ーー柴田純の限界と朝倉の悪意
コメ0 PLANETS Mail Magazine 75ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。押井守作品の強い影響下にありながら、刑事ドラマとしては真逆の方向を向いていた『踊る大捜査線』と『ケイゾク』。そして、堤幸彦が『ケイゾク』で鋭く追求したオタク/匿名性の問題は、後のフェイクニ...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)第5回 堤幸彦(3)『ケイゾク』ーー過去は未来に復讐する
コメ0 PLANETS Mail Magazine 76ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんの連載『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。ドラマ評論家の成馬零一さんの連載『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。『金田一少年の事件簿』で一躍ヒットメーカーに躍り出た堤幸彦が、1999年に手がけた、テレビドラマ史に残る問題作『ケイゾク』。それは、サンプリングとリミック...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010) 第4回 堤幸彦(2) 悪ふざけと革命願望(後編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 77ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんの連載『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。第2回の(2)では、堤幸彦のほか、押井守や村上龍、小林よしのり、秋元康など、多くの作家を輩出した1955年生まれを、「60年代の革命と80年代の消費社会の間に宙吊りにされた世代」という側面から捉え、彼らの作品に滲み出る、革命への〈憧れ...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)第3回 堤幸彦(1) 悪ふざけと革命願望(前編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 78ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんの連載『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。第2回では、『ケイゾク』『池袋ウエストゲートパーク』『TRICK』などで知られる映像作家・堤幸彦を取り上げます。1995年に「土9」枠でヒットした『金田一少年の事件簿』は、以降のキャラクタードラマの先駆けとなる、画期的な作品でした。テ...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)第2回 野島伸司とぼくたちの失敗(後編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 80ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんの連載『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。TBS三部作において〈無垢なるものを守るための共同体と暴力〉という主題に向き合った野島伸司。1995年にその臨界点となる『未成年』が放送されますが、その結末が示した限界は、キャラクタードラマの時代への転換を促すことになります。野島...
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【新連載】成馬零一 テレビドラマクロニクル(1995→2010)第1回 野島伸司とぼくたちの失敗(前編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 81ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんの新連載『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』が始まります。第1回で取り上げるのは、90年代を代表するドラマ脚本家の野島伸司です。80年代トレンディドラマの“アンチ”ともいえる陰鬱な展開で人気を博した野島ドラマですが、その中には00年代に全面化する共同体への志向が、既に萌芽して...