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「出発する前の園児さんの様子はどういったものでしたでしょうか? いつもと変わらない様子でしたでしょうか?」
コメ2 草の根広告社 67ヶ月前
記者の会見での質問が激しく批判された。個人的には擁護も批判もする気はない。それでも記者がその質問をしなければならなかった背景だけは想像できる。
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「センスオブワンダー」
コメ1 草の根広告社 68ヶ月前
娘は「かきくけこ」がうまく言えない。「こども」は「とども」となり、「きいろ」は「ひいろ」になる。「かいじゅう」は「はいじゅう」だ。その至らなさを可愛いと思ってしまうのが親バカなのだろう。
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「まるで大人になったのび太がタイムマシンで過去の自分の世話を焼きに来ているみたいだ」
コメ2 草の根広告社 68ヶ月前
妻が出勤前に野菜うどんを用意しておいてくれた朝、起きて来た娘が開口一番「おむすび食べたい」と言った。悠々とうどんを温めながらこの後の予定を組み立てていた僕はまるで追突事故にでも遭ったときのように「えぇっ?」叫んでしまった。
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「人間、家と外、どちらかでちゃんとしていればそれでいい」
コメ0 草の根広告社 69ヶ月前
どうしても夏服がいいとか、どうしてもワンピースで行きたいとか。娘が気まぐれに自己主張を連発する朝もある。親の許容範囲を見ている、みたいな話も育児書にはあるけれど、一応、夏服じゃ寒いよ、とか、ワンピースは保育園では禁止されているんだよ、とダメな理由は伝えるけれど(言えば言うほど自分がつまらない人間...
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「子供を育てているようで、実は子供に育てられているんだな」
コメ1 草の根広告社 69ヶ月前
僕は登校許否児だった。同級生はみんな子供だとバカにしていたし、大人はみんな偽善者に思えて信じることができなかった。勉強なんてひとりで教科書を読めば家でだってできる。どうして学校に行かなければいけないのか。そう聞いたところで返って来るのは結局のところ義務教育だからという服従を強いられるような答え...
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「効率とか合理性が重視される社会で子供を育てるということ」
コメ6 草の根広告社 70ヶ月前
保育園に入れないと仕事ができないという悲痛な声を数多く目にする季節になったけれど、保育園に入れたからと言って必ずしも満足に仕事ができるわけではないというのが子供を保育園に預けて一年が経っての実感だ。
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「3分間のロックンロールを作るよりも人間一人を育てることの方がよほど芸術的だ」
コメ0 草の根広告社 70ヶ月前
「3分間のロックンロールを作るよりも人間一人を育てることの方がよほど芸術的だ」と言ったのはジョン・レノンだ。子育てをする父親と言われて未だ多くの人が真っ先に名前を挙げる人物かもしれない。僕自身、子育てにおいて壁にぶつかるたびにジョン・レノンはこういう時どうしていたんだろうと思うことがしばしぱある。...
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「子育てとは人の心を育てるものだったのか」
コメ0 草の根広告社 70ヶ月前
横断歩道で転んだ娘が泣きそうになったとき、咄嗟に僕はこう言っていた。「つむぎのつはつよいのつ!」 泣く寸前だった娘が顔を上げた。「…つむぎのつは、つよいのつ?」 溢れる涙を必死に堪えようとしているように見えた。
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「ただ好きが増えていく」
コメ0 草の根広告社 70ヶ月前
パパ好き、ママ好き、と話し始めた頃から食後の歯磨きみたいに娘が言う。その後、ばあば好き、じいじ好き(妻の両親のこと)が加わり、パパのママ好き、パパのパパ好き(僕の両親のこと)が加わり、最近は「なんとか先生好き」がラインナップした。まるで誰かと出会うたびに登録者が増えていくスマホの電話帳みたいに。
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「成熟した人間は、必要とされることを必要とする」
コメ0 草の根広告社 70ヶ月前
違う、と娘が首を振った。妻が用意しておいてくれた服に着替えさせようとした時のことだった。今日はそれじゃないのだという。「じゃあ、好きなの選んでおいで」 娘はどたどたとクローゼットに向かった。多少の時間は掛かっても無理強いはしないことにしている。いや、できるようになった。最近になってようやくだ。...
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「僕らは誰かを救うために生まれてきたのかもしれない」
コメ0 草の根広告社 71ヶ月前
子供の成長というのは元々プログラムされていた機能が時期が来ると自然に覚醒するものなのかと日々思わされる。ひとり一人違っていていいはずなのに本当に不思議だ。
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「パパ、お月さまとって!」
コメ0 草の根広告社 71ヶ月前
冬は保育園から出るともう真っ暗だ。最初のうちは「まっくらくらだからこわい」と言っていた娘も最近は慣れたのか、夜空を見上げて月を探すようになった。「つむちゃん、お月様にいたの」と呟いた生前記憶のせいだろうか。月に興味を抱いたタイミングで何の気なしに「お月様にはうさぎがいるんだよ」と教えたせいだろ...
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「Pretty Amazing Sister」
コメ0 草の根広告社 71ヶ月前
年上の女性とおつきあいしたことがない。年上の女性に恋心を抱いたことがない。別に確固たるポリシーがあるわけじゃないけれど、はっきりとした理由はある。
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「雲がいじわるしてるね」
コメ2 草の根広告社 71ヶ月前
ヒーターの効いた室内から海上に広がる曇り空を見ていた。「お天気悪いね。海に遊びにいけないね」残念そうに言うと、娘が仕方なさそうに口を尖らせた。「くもがいじわるしてるね」
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「休みの日に娘をどこに連れていくのかという問題」
コメ0 草の根広告社 71ヶ月前
七草粥の朝餉とともに妻の仕事と娘の保育園も再開した。ひと足先に仕事始めを終えていた僕にとっても本格的な一年の始まりである。それにしてもこの正月休みはどこにも行かなかった。粥を食べて、近所の温泉に浸かり、浜を散歩する以外は、眠れるだけ眠って体調を整えているだけで気がついたら終わっていた。七草粥と...
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「生きるということ」
コメ0 草の根広告社 72ヶ月前
「てぶくろ」と朝の出掛けに娘が言った。雨でもないのに長靴を履いている。どうやら外は雪だと思っているらしい。妻に聞くと天気予報で北海道の雪景色の映像を見たせいじゃないかという。玄関を開けると雪こそ降ってはいないけれど、確かに手がかじかむような寒さだった。
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「今年も私の人生も今日が最後だ」さらば栄光の日々! 引きこもりから久々に公の場に登場……その意外な姿に一同仰天~ツ
コメ0 ガジェ通 72ヶ月前
「やっぱり修行無理かも?」父子、梅雨の語らい花が咲いても悲しい春が終わり、梅雨に入ると源氏の気分はどんより。珍しく月が出た夜、夕霧がご機嫌伺いにやってきました。源氏は息子の訪問を歓迎し、女房たちに軽い食事を出すよう言いつけますが、男どもを呼び出すのも大げ...続きを読?