すっかり日が長くなった。仕事に余裕のあるときは少しでも早く保育園に迎えに行く。夕ごはんの前にもうひと遊びするのだ。娘が先生たちに「パパとね、海にいくの!」とうれしそうに報告して回る。みんなにばいばいして足早に園を出る。家に帰るなり玄関に保育園のリュックを放り出し、おやつのバナナと大きめのボールを携えて二人で海に行く。自分が放課後の小学生みたいに思える瞬間だ。