閉じる
閉じる
×
これまで放送作家人生32年の中で、おかげさまで連続ドラマの脚本に挑戦させて頂くチャンスが何度かありましたが、正直、苦手意識は否めませんでした。
2017年、テレビ朝日「奪い愛、冬」というドラマはドロドロ不倫ドラマだったのですが、その作品で初めて自分のドラマの世界観が「開眼」した気がしたのです。水野美紀さんは怪演女優の芽を出し始めていました。そのドラマで夫が不倫して狂っていく、中々あり得ない濃すぎのキャラを見事に演じてくれました。水野美紀さんのおかげで、僕が書くべきドラマの方向性が見えたと言っても過言ではありません。本当に感謝しています。
自分のドラマは女優さんが今までやったことのない役を振りきって演じて貰った時に、ヒットしやすいのではないかと気づけました。
そして、2024年1月に始まったドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁(およめ)の騙し愛―」。これは美人妻の綾香に浮気された男・渉が娘の親権を取り離婚しようと奮闘する漫画原作をもとに、僕が脚本を書きました。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
チャンネルに入会して、購読者になればこのチャンネルの全記事が読めます。
入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
週刊文春デジタル
更新頻度:
毎週水,木曜日
最終更新日:2024-11-22 18:00
チャンネル月額:
¥880
(税込)
ニコニコポイントで購入
この記事は月額会員限定の記事です。都度購入はできません。