もう二月ですか。
 今年は年明けから地震やら事故やら色々あって、お屠蘇気分に浸る間もなく、何となくざわざわと日々が過ぎていく感じですね。
 能登の地震では、未だに一万人以上の方が寒い避難所での生活を余儀なくされていて、お風呂に入ることもままならない――。
 そういうニュースを見ると、胸が痛くなります。なのに自分は毎日温かいお風呂に入って、申し訳ないなと風呂の中で手を合わすこともあります。つい、いつもより早くお風呂を飛び出したり……意味ないんですけどね。
 被災者の皆さんが一日もはやく以前のような温かい生活を取り戻すことを心より祈っております。 
週刊文春デジタル