世の中に美味しいものはたくさんありますが、夜中の二時に食べる「チョコモナカジャンボ」ほど美味しいものは、そうはありません。
 私はアレをベッドに持ち込んで食べるんです。あたたかいベッドの中で、ひんやりと冷たく甘いチョコアイスとサクサクのモナカのコントラストを味わうのは、何やら背徳感があって、やめられません。
 その分、翌朝、ベッド脇のゴミ箱にアレの空袋を見つけたときは「あぁ、またやってしまった」と落ちこみます。 
週刊文春デジタル