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不正が行われることに、常に悪意や深い理由があるわけでもない。
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不正が行われることに、常に悪意や深い理由があるわけでもない。

2024-08-20 13:53
    グロービス経営大学院の高岡明日香先生の研究。(Takaoka, A. Introducing the Fraudulent Power Model: Unquestioned power behind data falsification crimes. 『組織科学』)

    35の日本でのデータ改ざんの事例を研究したところ、公式的な会社の上位権力の影響がなくとも、こうあるべきとする規範のパワーや、無視するパワー(見なかったことにする)が作用することで改ざん問題が起こり得ることを示した。
    上からの圧力だけではない。人間組織においては、あるべき姿や、えもいわれぬ「見なかったことにする」動機すらも、不正を行わせるのだ、ということ。

    思い当たるところは、皆さんにあるのではないだろうか。

    不正が行われるというとき、そこには常に、強い悪意や、深い思慮があったりするわけではない。人間とはそういうものだ。面倒であると
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