漫画家の瀧波ユカリさんが、わしのブログに猛烈に
腹を立てて、批判しておられる。
わしが書いた「非常時に配布すべきもの」という文章で、
テレビで男のコメンテーターが「生理用品が必要だ」と
平然と口にする感覚の中に、「リベラル気取り」が
垣間見えてあざといと、意地悪を書いたのだが、
これがよっぽど気に食わなかったらしい。
こう批判しておられる。
「生理や生理用品についてよく知らない成人男性の
ことを否定する気は全くないし、知りたくない、
関わりたくないという気持ちだって尊重されて
然るべき。でも、生理がいつまでも社会的に
タブー視されることで災害時の避難生活に支障が
出るような現状を変えていこうとしてる人たちの邪魔は
しないでほしい。」
他にも書いておられるのだが、わしはこれにどう
反応すればいいのだろう?
「申し訳ありませんでした。今後はわしも生理用品が
必要だと堂々と口にします。」と言えばいいのだろうか?
わしはボランティアの「邪魔をした」ことになるのか?
本当に?
なにしろ葬式でも馬鹿が言いたくなるギャグ漫画家体質で、
しかもブラックユーモアが得意なわしでもあるものだから、
非常時に突然「純粋まっすぐ君」になるのも照れくさい。
そもそも震災なれした国民にとって、生理用品はもはや
盲点ではなく、被災地には絶対必要だということくらい
了解済みである。
現に、普通にいっぱい届けられているらしいじゃないか。
なぜ非常時に人々は「不謹慎狩り」を始めるのだろう?
特に真面目な人が頭に血が上るのが震災パニックである。
来週火曜配信の『小林よしのりライジング』では、この
「不謹慎狩り」について、色々論じてみようと思う。
特に女性は、わしの発言をどう思うのだろう?
やっぱり、瀧波ユカリさんのように、怒りが沸き起こるの
だろうか?
意見を聞かせてほしい。
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