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民主主義という病が発症している
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民主主義という病が発症している

2016-11-05 11:30
     

    『民主主義という病い』の予言が的中しまくっている。
    アメリカ大統領選挙の無様さを見よ。
    既成のプロ政治家に期待しても何も変わらないという
    ムードがトランプを過大評価する大衆を膨張させ、
    トランプの反知性の暴言に恐れをなした大衆はクリントンを
    応援するしかなくなっている。
    そのクリントンもトランプの中傷攻撃に応戦するしか
    なくなって、政策論争が皆無のまま大統領選は大詰めを
    迎えようとしている。 

    韓国では大統領が占い師の操り人形だったということが
    発覚したが、占い師に運営させても何とかやって来れた
    程度の国家だったということでしかない。
    慰安婦問題も占い師が日本との幕引きを計ったということに
    なれば、日本大使館前の慰安婦像の撤去もあり得まい。
    国際法に乗っ取った外交をあっさり反故にする韓国が、
    日本との外交の信義を重んじるはずもあるまい。 

    アメリカと韓国の民主主義の度外れた劣化を見て、高笑いが
    止まらないのが北朝鮮だろう。
    独裁テロ国家・北朝鮮を、民主主義が野放しにしたために、
    太平洋を挟んで核を搭載した大陸間弾道弾が飛び交い、
    日本も韓国も焦土と化す日が刻一刻と近づいている。 

    北朝鮮と中国、その恐怖があるからこそ、日本政府は
    アメリカとのTPPの締結が命綱とばかり、その中身の検討も
    議論もすっぽかして、山本農相の予言通りの強行採決で
    押し切ってしまった。
    そこまで情熱を注いでも、果たして反TPPを競い合う2人の
    大統領候補が、どんな結論を出すのかも皆目わからない。 

    俯瞰して眺めてみたときに、世界は『民主主義という病い』に
    冒されて危篤状態であると診断するべきかもしれない。

    民主主義という病い

     

     

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