「グッディ」で山尾志桜里と倉持の件、扱っていた。
これまでの経緯や、ナレーションの入れ方が、ゲスな悪意に満ちていたが、安藤優子が抑え気味だったし、一番知的に見える伊藤洋一という人のコメントが良かったし、あまり腹立たなかった。

芸能人の男二人は、今の日本人のレベルそのままだろう。
ことさらのバッシングじゃなく、あれが日本人の民度なのだから仕方がない。
「プレシャス」という女性誌の、雨宮塔子の発言を読んでみることを勧める。
ワイドショーは「憲法」という「公的な」問題より、男女関係にしか興味を持たないのは、わしも分かっている。

そもそも「婦人公論」でツーショットでやった対談を、わしはあまり評価していない。
スキャンダラスに見られるのは当然なのだから。
しかも、これで週刊文春にまた火をつけたことは間違いない。

内容に関しては、良い部分も大いにあるが、二人じゃないとダメなんだと強調するのは、第三者がやるべきで、自分たちでやったら「私」が臭ってくるからむずがゆい。
このむずがゆさを出すと、大衆は叩きたくなるんだ。
仕事ぶりは「ゴー宣道場」で誇示すればよいのだ。 

「グッディ」で一番腹立ったコメントは右端の方にいた女の「だんながどう思うだろうか?」という言葉だ。
だんなが「別に」と言ったらどうするつもりだ?
この女は「男性優位社会」に染まり切ったタイプの人格だ。 

常に男と女を「入れ替えて」見る訓練が必要だ。
わしの秘書は女性だが、非常に分かり合える仕事上のパートナーである。
「妻はどう思うだろうか?」と言われても、わしの妻は「別に」としか言わない。
仕事上のパートナーと、生活のパートナーは違う。
わしの妻は「公私」の区別がつく人間だから、秘書は優秀でなければ認めない。

「立憲主義を貫徹させる憲法改正」
この国家の命運がかかった大目的を達成するためには、山尾・倉持はくれぐれも公私の区別を厳粛につけて、緊張を絶やすなよ!

 

 

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