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フランスで王様を殺して成立したのが民主制である。
だがイギリスでは王様を生かして民主制と結合する知恵を温存させた。
フランスではナポレオンという独裁者を産んでしまったが、イギリスではマグナカルタ以降、慣習法をうまく運用して立憲民主制を維持させている。
イギリスの女王様は、ロボットではないが、日本の天皇はロボットにされてしまった。
その萌芽は「玉をとる」という幕末・明治にかけての天皇の政治利用に源があったのだろう。
安倍政権は玉をとって、天皇の意思を一切合切、封じることに神経を注いでいる。
政権の周辺にも「ロボット天皇論」の連中ばかりで、国民と天皇を切り離した上での「国民主権」を信じ、今や「譲位」すら否定し始めた。
「譲位」には天皇の意思が介在する、よって「譲位」を日本の歴史から葬り去れと八木秀次が言っている。
男系しか天皇にはなれぬというカルト思想を広めた張本人が八木秀次だ。
八木の本質は極左ではないかと、わしは疑っている。
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小林よしのりライジング
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天皇の政治利用なら徳川幕府が最初に始めていた。
安倍の清和会は徳川派連中しかいないから、当然、ロボット天皇や天皇を咎めるやり方を厭わないだろう。