昨日2月26日・東京新聞の夕刊に、中島岳志がいいことを書いている。
「安倍内閣の最大の問題は、先人たちが共有してきた慣習や常識を平気で破ることである」と書いている。
全くその通りだ。
保守とは何か?それはまさに慣習や常識、不文のルールを意識できる精神のことである。
安倍政権や自民党、あるいは今の自称保守論壇はもうとっくに「保守」ではない。
だからわしは「自称保守」とか「エセ保守」と表記してきた。
この「慣習破壊の暴走」を食い止めるには、もはや「長い憲法」への漸進的移行しかないと、中島岳志は言う。
まったく正解だ。
そこで中島氏は山尾志桜里の「立憲的改憲」を支持しているようであり、「国民による歯止めをかけるには、立憲的改憲と地位協定改定をしっかりと議論の俎上にのせるべきではないか」と提言している。
中島氏は「週刊金曜日」の人だから、どうせ護憲だろうと思っていたが、違うようだ。
立憲民主党の諸君、枝野代表、ぜひこの記事を読んでくれ。