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イスラム教徒がムハンマドを尊崇する気持ちは、
一神教だから絶対であり、強烈なものだろう。
それは自分のアイデンティティーの根源である。
それを侮辱する「表現の自由」は必要がない。
一方、日本人が天皇陛下を尊崇する気持ちは、
もっと緩やかなものだ。
だからわしは「尊崇」というよりは、「敬愛」を
使いたいと思う。
高森明勅氏は相当若いころから「尊皇派」
だったようで、かなり原理主義者に近い
性質を持っている。
その高森氏も、サザン桑田の紫綬褒章を
評価するくらいの寛容さが目立ってきた。
堀辺師範も若いころから「尊皇派」だが、
年を重ねるにつれ、寛容な精神に至ってきたようだ。
わしは元々、個人主義だから、天皇に悪意も
持っていないが、敬愛もない人間だった。
だが天皇陛下を個人として知ることにより、
天皇の果たすシステム的な役割を
理解することにより、わしの気持ちは「尊皇派」に
変わった。
さて在特会や、ネトウヨや、自称保守論客だが、
彼らは真の「尊皇」ではない。
皇統が絶えようとしているときに、どこにもいない
男系にこだわることを「原理」とし、「主義」としている
のだから、全然「尊皇派」ではない。
実体は「男系原理主義」であり、「皇統断絶派」であり、
むしろ左翼である。
ましてや在日特権があるなどというデマを根拠に、
在日の人々にヘイトスピーチをして、
「公共性」を乱すことは、
天皇陛下の憂慮を増やす「反天皇」の行為である。
そういう連中がサザン桑田の「表現の自由」を
糾弾する資格などあるはずがない!
RSSブログ情報:http://yoshinori-kobayashi.com/6640/
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小林よしのりライジング
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