わしが「楽しくなかった」と言ったのは、
「司会をやったこと」が楽しくなかったと言ったのであって、
「ゴー宣道場」自体がではない。
司会は自分を抑制しなければならないから、
ストレスが溜まる。
笹さんの役割りの重要性がわかった。
松竹伸幸氏は自己主張の強さがなく、温厚な人柄で
素晴らしい。
また来てもらって憲法の議論をしたい。
大阪在住のようなので、無理は言えないが必ず呼ぶ。
今回の「ゴー宣道場」で一番驚いたのは、門弟女性からの
「これから日本が海外に自衛隊か軍隊を送り出すときは、
国が管理する慰安婦を伴うべきではないか?
待遇を良くすれば、それを望む女性だって
いるのではないか?」という発言だ。
国のために死ぬ兵隊を思いやるこの発言には、
女性の母性を感じて感動した。
場の空気に流されない、このような自分の頭で考えた
発言が出てくるのが「ゴー宣道場」のひとつの成果だろう。
泉美木蘭さんの母親が子供を戦地に送り出すときの
切実な思いも見事な意見だったし、やっぱり
とことん当事者意識を言葉に出来る女性の発言は
素晴らしい。
「ゴー宣道場」は思想する場なので、紋切り型はいけない。
自分の頭で考えた意見が飛び交う公的な議論空間である。
我々は紋切り型の馬鹿を置き去りにして、
どんどん先に進もう。