産経新聞が「慰安婦合意」について、安倍首相の
意を汲む
記事に転換を図り始めた。
この度の合意は子孫を「謝罪の宿命から解放」するため
いうのが安倍首相の真意であり、「国際注視の約束を
破ったら、
韓国は終わる」と言っているそうだ。

朝日新聞では、10億円は「少女像移転が前提」と報じている。
米国が国際社会に合意の支持を呼び掛けるそうだ。 

だが、日本からの10億円を韓国が何に使うかと言えば、
「慰安婦記念館」なのである。
おそらく中国の「南京虐殺記念館」みたいなものを
作るつもり
のようだ。
日本が「慰安婦記念館」の設立費を出すことになる。 

つまり歴史認識では、「慰安婦は日本軍が強制的に
性奴隷に
したものであり、日本軍の残虐性を示す
証拠である」という
ことになる。

残念ながらこれでは真実が見えないのだ。
「戦場と性」の問題がずいぶん矮小化されてしまう。
たまたま日本軍という極悪人がいたから慰安婦問題が
生じた、
慰安婦は完全な被害者であるという、あまりにも
短絡的な
見方になる。
これでは今後も「戦場と性」の問題は続いていくだろう。 

本質を隠ぺいせずにこの問題を提起しておくためには、
日本の韓国大使館前に「ライダイハンの像」
立てればいい。
韓国軍はベトナム戦争で夥しいベトナム人を虐殺し、
女性を
強姦し、子供を産ませて帰国した。
その子供たちのことを「ライダイハン」と言う。 

日本は「ライダイハン」のような悲劇を生まぬために、
日本国内の「公娼制度」を軍に持ち込み、日本兵よりも
高額な
賃金を渡し、軍医によって梅毒が流行らぬように
チェックした。
したがって日本軍は「関与」したのだ。
「関与」しなければ、「ライダイハン」の悲劇を生むことに
なる
から、これを防ぐための「関与」であった。

「戦場と性」の問題は未解決のままになった。
「ライダイハンの像」が要ると思うが、いかがだろうか?

 

 

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