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記事 69件
  • 嘉手納以南の基地―「県内移設」絡めぬ返還が当然

    2013-03-31 15:33  
    主張
    嘉手納以南の基地
    「県内移設」絡めぬ返還が当然
     安倍晋三首相が沖縄県中部にある嘉手納基地から南の米軍基地返還計画を明示するため、米政府と交渉をすすめています。
     米軍が不当に奪った基地を返還するのは当然ですが、名護市辺野古に新基地を建設し、普天間基地を「県内移設」するために、県民の怒りをそぐことを狙っているのなら重大です。島ぐるみの県民の反対を押し切って「県内移設」を強行するのは民主主義をふみにじる暴挙です。安倍首相は嘉手納基地以南はもちろん、普天間基地を含めたすべての基地を無条件で返せと米政府に迫るべきです。
    約束くりかえしても
     昨年4月の日米合意は、嘉手納基地以南の五つの基地を段階的に返還するとうたっています。しかしこれらはもともと、1996年の沖縄に関する日米特別行動委員会(SACO)でも合意され、2006年の米軍再編合意でも「07年3月まで」に返還計画を「作成する」と明記
  • お金なく受診遅れ、58人死亡―民医連12年調査

    2013-03-30 11:54  
    お金なく受診遅れ、58人死亡
    無保険、重い窓口負担
    民医連12年調査
     全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)は29日、お金がなくて医療機関への受診が遅れ、亡くなった人が、2012年の1年間で58人(25都道府県)に上った、と発表しました。調査対象は歯科を除く加盟の病院・診療所657事業所。
     長瀬文雄事務局長は、「死亡事例は日本全体でみると、氷山の一角にすぎない」と強調します。同調査は今年で7回目。
     58人のうち男性が78%で、働き盛りの40~60歳代が81%を占めました。58人の半数近い45%が無保険(22人)と国民健康保険(国保)の資格証(4人)で、医療を受けるには窓口でいったん10割の負担が必要です。ぎりぎりまで我慢し受診が遅れました。国保の短期証を含め正規の保険証がない人が67%(39人)で、国民皆保険制度の危機的状況の広がりを示しています。
    無職や非正規
     雇用形態では無職

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  • 沖縄県議会 「4・28」式典に抗議決議

    2013-03-30 11:51  
    沖縄県議会 「4・28」式典に抗議決議
    自民は反対できず退場
    全会一致
     沖縄県議会は29日、サンフランシスコ平和条約の発効した4月28日に安倍内閣が開催を決めた「主権回復の日」式典への抗議決議を、自民党会派15人全員が退場する中、全会一致で可決しました。
     決議は、安倍首相がサンフランシスコ条約の発効で日本の主権が完全に回復したとのべていることにふれ、「日本から切り離された沖縄はその主権下になかった。沖縄の人々にとって『屈辱の日』にほかならない」と強調。沖縄は、第2次大戦中に本土防衛の捨て石とされ、戦後も米軍基地被害に日常的に苦しめられているとして、式典開催を「県民の心を踏みにじり、2度目の沖縄切り捨てを行うものであり、到底許されるものではない」と非難しています。
     日本共産党県議団の渡久地修幹事長は、自民会派の全員退場について「当初、自民党内部には、決議は必要ないという意見さえありまし

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  • 金融円滑化法打ち切り―中小企業支援策の強化こそ

    2013-03-30 11:47  
    主張
    金融円滑化法打ち切り
    中小企業支援策の強化こそ
     「アベノミクス」がもてはやされ、一部の大企業は業績の好転を見込む一方で、中小零細企業の経営は依然厳しい状況に置かれています。中小企業支援策の抜本的な強化が求められています。そうしたなか、安倍晋三政権が中小企業の資金繰りを支援する金融円滑化法を今月末で打ち切ろうとしているのは、まったく冷たい仕打ちといわなければなりません。
    足元の景況感は好転せず
     円滑化法は、中小企業や住宅ローンの利用者が金利の引き下げや返済の引き延ばしなどを求めた場合に、金融機関に応じるよう努力することを定めた法律です。リーマン・ショック後の不況への時限対策として2009年から施行されました。
     円滑化法の打ち切りは、厳しい経営環境のなかで踏ん張ってきた中小企業や住宅ローンの負担に苦しむ国民の切実な願いに反するものです。政府は同法終了後も「円滑な資金供給に努めるよう
  • 官邸前行動1年―「原発ゼロ決断を」

    2013-03-30 11:41  
    官邸前行動1年
    初参加の若者・母親・高齢者
    「原発ゼロ決断を」
     即時原発ゼロを訴える首相官邸前抗議行動が29日行われました。首都圏反原発連合(反原連)が昨年3月29日から始めた官邸前抗議行動は1年を迎えました。6000人(主催者発表)が参加し、長い列に。本紙記者が100人に聞いたところ、15人が初参加。原発再稼働・新増設など原発推進に逆戻りする安倍晋三政権に「原発なくせ」「再稼働反対」の声を突きつけました。
     初めて参加した東京都三鷹市の女性(18)は「自民党政権になって原発推進政策が復活したので、参加しました。原発は廃棄物が心配だし、安全神話もコストが安いというのもおかしい。すぐにでもなくしてほしい」といいます。
     那覇市から6歳と1歳の息子と一緒に初参加した女性(44)は「一人ひとりの力は小さくても、毎週毎週たくさんの人が集まってアクションを起こしている。沖縄に帰ってもがんばるぞと思

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  • アベノミクス 待ちうける―社会保障改悪 消費税増税

    2013-03-29 11:29  
    アベノミクス 待ちうける
    社会保障改悪 消費税増税
     安倍首相の経済政策「アベノミクス」の危険性は「三本の矢」にとどまりません。社会保障の切り捨てと消費税の大増税が待ち受けています。(清水渡、柳沢哲哉)
    「バブル経済」の恐れ 物価上昇で生活苦境に
     「アベノミクス」の第1の矢は「大胆な金融緩和」です。政府と日本銀行は、物価上昇率2%を目標とする共同声明を発表。市中に出回るお金を増やすために、日銀がさらに大量の国債を購入し、価格変動の激しい金融商品の購入を増やすなど、これまで日銀自身が避けてきた“禁じ手”に踏み込みます。
     実体経済がよくならないまま、株価や不動産価格だけが上昇する「バブル経済」の恐れがあります。賃金が上がらないで、物価だけが上昇すれば、国民生活は苦境に立たされます。
     第2の矢の「機動的な財政運営」とは、公共事業を増やすこと。政府は2013年度予算案で公共事業関係費を12年

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  • 小選挙区制廃止の決断を―志位委員長が会見

    2013-03-29 10:34  
    小選挙区制廃止の決断を
    比例代表制への抜本改革を求める
    志位委員長が会見
     日本共産党の志位和夫委員長は28日の記者会見で、衆院選挙制度をめぐる違憲、無効判決が相次いだことを受け、次のような見解を表明しました。
     全国16の高裁で衆議院の「1票の格差」の問題で判決が下りました。すべて「違憲」、もしくは「違憲状態」という判定で、「違憲」が14、「違憲状態」が2という結果です。そのうち二つは選挙自体を「無効」とする非常に厳しい内容となりました。
     一連の判決で何が断罪されたのかというと、現行の小選挙区制が憲法に反する重大な欠陥をもっているということが断罪されたと思います。
     日本共産党は、いまの小選挙区制法案が国会で審議された1993年から94年の時期にかけて、小選挙区制という制度が、まず「大政党有利に民意をゆがめる」という重大な問題点を持っていることを追及するとともに、1票の格差という点でも

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  • 成年後見訴訟の国控訴―「早く選挙権を」になぜ応えぬ

    2013-03-29 10:30  
    主張
    成年後見訴訟の国控訴
    「早く選挙権を」になぜ応えぬ
     成年後見制度を利用した人たちから選挙権を奪う公職選挙法の規定は憲法に違反していると認めた東京地裁判決を、安倍晋三内閣が不服だとして高裁に控訴しました。「選挙に行きたい」という原告女性の切なる願いをはねつけた、あまりに冷たい仕打ちです。
     選挙権の剥奪が違憲と明確に判断されたにもかかわらず、裁判を引き延ばす国の態度は異常です。安倍内閣はただちに控訴を取り下げ、選挙権を回復させる法改正に力を注ぐべきです。
    「混乱」は理由にならない
     控訴理由について新藤義孝総務相は「判決が確定すると選挙事務は混乱する」と根拠も示さず述べました。成年後見制度を利用するまで普通に選挙に行っていた人が選挙権を取り戻すことに、「混乱」が生まれるはずなどありません。
     政府・与党は公選法改正を急ぐとしていますが、それなら控訴は不必要です。判決を確定させてこそ法
  • 小選挙区「1票の格差」―「違憲」繰り返さぬ抜本改正を

    2013-03-28 10:14  
    主張
    小選挙区「1票の格差」
    「違憲」繰り返さぬ抜本改正を
     小選挙区の「1票の格差」が2・43倍だった昨年12月の総選挙は「法の下の平等」に反すると訴えられた裁判で、各地の高等裁判所が2件で「違憲で選挙は無効」、12件で「違憲だが選挙は有効」、2件で「違憲状態」と判決しました。裁判は今後最高裁判所で審理される予定ですが、「違憲」に加え、選挙自体が「無効」と判決されたのは重大です。小手先の「定数是正」でお茶をにごすのではなく、小選挙区制を廃止し、比例代表制を中心に、抜本的な選挙制度改革に踏み出すべきです。
    「無効」判決の重み
     衆院の選挙制度のうち小選挙区制について、最高裁はすでに2011年3月、09年8月の総選挙に対して「違憲状態」と判決しています。今回の高裁判決は、その後抜本是正されることなくさらに格差が拡大して昨年12月の総選挙が行われたため、全国各地で弁護士などが訴えたものです。
  • 衆院選「即時無効」広島高裁岡山支部―小選挙区制廃止 決断する時

    2013-03-27 11:37  
    衆院選「即時無効」広島高裁岡山支部
    小選挙区制廃止 決断する時
     最大2・43倍の「1票の格差」を是正せずに実施された2012年12月の衆院選は違憲として、弁護士らのグループが岡山2区の選挙無効を求めた訴訟の判決が26日、広島高裁岡山支部でありました。片野悟好裁判長は格差は違憲と判断し、選挙無効を言い渡しました。無効判決は広島高裁に続き2件目。
     一連の衆院選無効訴訟で違憲判決が相次ぎ、戦後なかった選挙無効判決も2件出ました。違憲立法審査権を持つ唯一の国家機関である裁判所が違憲や無効の判決を出したことは、きわめて重いものです。
     現行の小選挙区制は当初から「1票の格差」が2・3倍以上あり、日本共産党は「国民主権と投票価値の平等という憲法原則を二重三重に踏みにじる違憲の立法であって、断じて許すことができない」(東中光雄衆院議員=当時、1994年11月)と一貫して反対してきました。
     ところが

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