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記事 72件
  • 東電役員強制起訴/原発事故の責任を厳しく問え

    2016-02-29 10:31  
    主張
    東電役員強制起訴
    原発事故の責任を厳しく問え
     5年たつ今も甚大な被害を及ぼしている2011年3月の東京電力福島第1原発事故にあたって、当時の東電役員らが事故を引き起こした津波を予測できたのに対策を怠っていたと、東京地裁に29日強制起訴されることになりました。東電役員の刑事責任を問う初めての裁判です。検察は役員らを起訴しませんでしたが、被災した住民らの訴えにもとづいて市民が参加する検察審査会が2回にわたって起訴すべきだと議決、検察官役の指定弁護士が検察に代わって起訴するものです。かつてない重大事故を起こした東電の責任が厳しく問われることになります。「予見可能」な「人災」 マグニチュード9に達する巨大な地震と10メートルを超す大津波が東北地方の太平洋岸を襲った東日本大震災の際、東電福島第1原発は地震と津波で施設が破壊され、すべての電源が途絶えて、運転中だった1~3号機と定期点検中だった
  • 「災害対応」で「緊急事態条項」?/必要性 説明できない谷垣氏

    2016-02-29 10:29  
    自民党の谷垣禎一幹事長は27日のBS番組で、憲法の条文そのものを変える明文改憲の必要性を強調した上で、戦力不保持を定めた9条2項の改定をはじめ、首相の権限強化や国民の権利を制限する「緊急事態条項」の創設について言及しました。 「緊急事態条項」に関し谷垣氏は、阪神・淡路大震災や東日本大震災をあげ、「普段の平静なときの考え方では対処できないことが出てくる」「普段は考えられないことが起こったときにどういうことができるかの基本原則は憲法で書いたほうがいい」などと、“災害対応策”のように描きました。しかし、憲法に「緊急事態条項」がなかったために、災害の現場でどのような不都合が生じたかについて谷垣氏は何も語っていません。 東日本大震災で最も国民の教訓として残ったのは何か。巨大地震の発生の予測と対策の不備、「原発安全神話」で過酷事故そのものが十分想定されず、対応が後手後手で、政治的無策が際立ったことでし

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  • 子どもの医療費/無料化の拡充願う声に応えよ

    2016-02-28 10:05  
    主張
    子どもの医療費
    無料化の拡充願う声に応えよ
     子どもの医療費の窓口負担無料化の拡充を求める切実な声が広がっています。国民の世論と運動の力によって、全国すべての自治体が独自の努力で無料化や軽減策を行ってきていますが、国の制度としては、いまだに実現していません。それどころか国は、無料化を実施している自治体へ国の補助金を減らす「罰則」まで科しています。貧困と格差が大問題になるなか、お金の心配なく子どもが医療機関にかかれる制度の拡充が、いまほど急がれるときはありません。国はこれまでの姿勢をあらため、子どもの医療費無料化制度の拡充へ責任を果たすべきです。就学前までは国の制度に 子どもが医療機関を受診した場合、現在の公的医療保険の仕組みでは、かかった医療費の3割(小学校入学前は2割)を患者・家族が負担することになっています。 子どもが病気やけがをしたとき、お金を気にしなければならないことほど、家
  • 長引く消費の低迷/消費税増税は中止以外にない

    2016-02-27 11:08  
    主張
    長引く消費の低迷
    消費税増税は中止以外にない
     安倍晋三政権が進めている経済政策「アベノミクス」のもとで勤労者の実質収入の落ち込みや個人消費の低迷が長期にわたって続く中で、2017年4月から強行しようとしている消費税の増税を中止すべきだとの声が大きくなっています。安倍首相は、リーマン・ショック級の経済変動や大震災でも起きない限り増税は実施する姿勢ですが、財界関係者や首相の経済ブレーンからも「凍結すべきだ」との声が出だしています。消費の低迷が長引く中での消費税増税が経済を破綻させるのは明らかです。消費税の増税は中止すべきです。日本経済の底が抜けた 安倍政権は第2次政権発足後、14年4月に消費税の税率をそれまでの5%から8%に引き上げました。増税による負担増は7兆円を超し、国民の暮らしを一気に冷え込ませ、経済を低迷させました。勤労者の実質収入や消費の低迷は長期にわたって続き、経済全体の規
  • 自民16年運動方針案 改憲姿勢鮮明に/参院選争点の構え

    2016-02-27 11:06  
    3月13日の自民党大会で決定する同党の2016年運動方針案が26日までに明らかになりました。「憲法改正推進」を柱に掲げ、改憲発議に必要な衆参両院の3分の2以上の獲得や、国民過半数の賛同を得るための運動推進など、明文改憲を狙う姿勢を鮮明にしています。 安倍首相は、年初から改憲を参院選の争点とするかまえを見せており、運動方針案はこうした首相の姿勢を反映したものです。 運動方針案は、明文改憲や自民党改憲草案に対する国民の理解促進に取り組むと表明。「衆議院・参議院の憲法審査会や各党との連携を図り、憲法改正原案の検討・作成を目指す」として、おおさか維新など安倍政権の「補完勢力」の協力を得て改憲に進むかまえです。 そのうえで方針案は、「憲法改正国民投票法および公職選挙法が整備され、憲法改正のための国民投票は、現実に実施できる状況にある」と明記。「衆参両院の3分2以上の賛成および国民投票における過半数の

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  • 野党共闘で戦争法廃止へ/市民連合と総がかり行動実行委が集会

    2016-02-27 11:05  
     「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」と「総がかり行動実行委員会」は26日、東京都中野区のなかのZEROホールで「野党共闘で戦争法廃止へ! 2・26集会」を開きました。 会場をうめた参加者を前に、立憲デモクラシーの会の山口二郎さん(法政大学教授)が開会あいさつ。5野党合意を受けて「元気を出して、安倍政治とのたたかいを続けていきたい」とのべました。 各政党から日本共産党の小池晃副委員長(参院議員)、民主党の小川敏夫参院議員、維新の党の初鹿明博衆院議員、社民党の又市征治参院議員があいさつ。小池氏が5党の確認事項を紹介すると大きな拍手がわき、「今こそ力を合わせよう」と訴えました。 立憲デモクラシーの会の水島朝穂さん(早稲田大学教授)、安全保障関連法に反対する学者の会の酒井啓子さん(千葉大学教授)が講演。シールズの諏訪原健さんがスピーチ、総がかり行動実行委の高田健さんが行動提起しまし
  • 高齢者連続転落死/悲劇はなぜ防げなかったのか

    2016-02-26 10:38  
    主張
    高齢者連続転落死
    悲劇はなぜ防げなかったのか
     川崎市の有料老人ホームで入所者3人が転落死した事件で、同施設の元職員が殺害容疑で逮捕されたことに衝撃が広がっています。元職員は動機について仕事のストレスなどを口にしていると報じられていますが、まったく身勝手な理由であり、尊い人命を奪った行為は絶対に正当化できるものではありません。深刻なのは、高齢者が安心して暮らせるはずの施設で職員により事件が起こされたことです。なぜ防げなかったのか。施設の管理運営や行政対応はどうだったのか。悲劇を繰り返さないため真相究明と検証が必要です。安全であるべき施設内で 2014年11~12月にかけて老人ホームの居室から高齢者3人が次々と転落死し、当時の職員がそのうち1人を投げ落とした殺人容疑で逮捕される―。安全で平穏な老後の生活を願う国民にとって衝撃的な事件です。元職員は他の2人の殺害も認める供述をしていると伝
  • 立憲政治回復に邁進して/民間「立憲」臨調が声明

    2016-02-26 10:36  
    戦争法に反対する学者や弁護士らが1月に結成した「憲政の常道(立憲政治)を取り戻す国民運動委員会」(民間「立憲」臨調)は25日、東京都内で会見し、安倍政権が狙う明文改憲を批判し、選挙協力を合意した5野党が「立憲政治の回復」に向け邁進(まいしん)するよう求める声明を発表しました。 声明文は、5野党が選挙協力を合意したことに関して「立憲政治の回復という唯一の目的を見失わずに、党利・個略を捨て、政権交代に邁進してほしい」と期待を込めています。 また、安倍晋三首相が「7割の憲法学者が自衛隊に憲法違反の疑いをもっている状況をなくすべきだ」などと9条改憲の必要性を言及したことについて、「まずは、自衛隊の存在と活動を9条の枠内に収めることが筋だ」と指摘。緊急事態条項の導入も「不必要かつ乱暴だ」と批判しています。 会見で樋口陽一・東京大学名誉教授は、安倍首相が参院選で改憲を争点化しようとしながら改憲内容を曖
  • 5野党合意 前向きの大激動をつくり始めている/志位委員長が会見/市民運動の新たな発展に貢献 選挙協力でも良いスタート

    2016-02-26 10:32  
      日本共産党の志位和夫委員長は25日、国会内で記者会見し、安保法制=戦争法の廃止や国政選挙での協力などを確認した5野党党首会談での合意(19日)後、さまざまな国民運動が発展していることや、5野党間で選挙協力の具体的な協議が始まっていることなどを示し、「画期的な合意が情勢の前向きの大激動をつくり出しつつある」と強調しました。 志位氏は、5野党合意に対して各界・各層から多くの歓迎と激励が寄せられ、21日に取り組まれた沖縄米軍新基地建設反対の「国会大包囲」行動に2万8000人、高校生グループ「ティーンズソウル」による同日の安保法制廃止を求めるデモに5000人が駆けつけたことに言及。「5野党合意がさまざまな国民運動、市民運動の新たな発展に貢献する作用を発揮しています」と述べました。 さらに、23日に始まった5野党書記局長・幹事長の協議で、▽安保法制廃止と集団的自衛権の行使を容認した「閣議決定」の
  • 高浜原発再稼働/国民の不安まだ踏みにじるか

    2016-02-25 10:19  
    主張
    高浜原発再稼働
    国民の不安まだ踏みにじるか
     福井県高浜町にある高浜原発について、関西電力が1月の3号機に続いて4号機も26日に再稼働させようとしています。それに加え、原子力規制委員会が運転開始から40年を経過した1、2号機についても再稼働の前提となる審査書案をまとめました。老朽炉では初めてです。原発事故に不安を募らせ、再稼働に反対している住民の気持ちを逆なでする危険な暴走です。東日本大震災から5年になる東京電力福島第1原発の重大事故はいまだに収束せず、住民の避難生活も続いています。「原発ゼロ」を切望する国民多数の意向を無視した再稼働の強行は許されません。「スケジュール第一」で 高浜原発は、敦賀、美浜、大飯などの原発が集中する福井県と京都府との府県境に位置し、いったん事故が起きれば京都府や滋賀県にも被害を及ぼす危険な原発です。活断層などによる地震の対策や津波対策も不十分で、いくつもの