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赤旗まつり開幕 4年ぶり/元気・勇気 全国一つ/政治も社会も変えられる
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赤旗まつり開幕 4年ぶり/元気・勇気 全国一つ/政治も社会も変えられる

2014-11-02 10:42

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    (写真)山下芳生書記局長(舞台上左)と池田香代子さんの話を聞く参加者=1日、東京・夢の島公園

     4年ぶりの開催で、東日本大震災以来初めてとなる第41回赤旗まつりが1日、東京都江東区の夢の島公園で開幕しました。数々の暴走の一方で「政治とカネ」など大迷走が始まっている安倍政権打倒を掲げた政治集会。沖縄県知事選(16日投票)のまっただ中、熱い連帯の声であふれました。あいにくの雨まじりの天気のなか約4万人が参加し、初日から全国が“心一つ”になりました。

     ドン・ドン・ドン・ド・ド…。野外ステージでまつりの開幕を告げたのは、被災地での公演に取り組んできた民族歌舞団「荒馬座」です。

     小木曽陽司実行委員長(赤旗編集局長)が開会宣言。「日本共産党の躍進の流れのなかで迎えられたことをともに喜びたい。大いに交流し語り合い楽しみ、明日への英気を養ってください」と呼びかけました。

     全国各地の名物が並ぶ物産模擬店。「いらっしゃい」の元気な呼び声があちこちに響きます。東日本大震災で大きな被害が出た岩手県の模擬店ではコンブや地酒などを売っていました。陸前高田市の男性(33)は初参加。被災地ボランティア活動の中で入党した男性は「被害を受けたけれど元気にやっていることを、今回のまつりで伝えたい」と思いを込めます。

     新基地ノー、「オール沖縄」パネル討論では、オナガ雄志県知事候補がビデオメッセージで「沖縄問題の解決は日本の国を変えていく。ご一緒にやっていきましょう」と呼びかけ、拍手が起こりました。

     若者広場では、子育てトークイベントが大盛況。「子どもたちを戦争にやらない」の思いを共有しました。

     山下芳生書記局長とドイツ文学翻訳家の池田香代子さんのトーク。「翻訳家は二つの文化の懸け橋」(山下さん)、「文化は人の心をつなぐ」(池田さん)と、掛け合いが聴衆を引き込みます。

     二期会マイスタージンガーの澄んだ歌声に参加者から共感のため息がもれました。

     沖縄民謡歌手の古謝美佐子さんは基地問題への思いを語りながら熱唱。舞台から、赤ちゃんを抱っこしたお母さんに「赤ちゃん大丈夫? 寒くない?」と問いかける場面も。東京・豊島区の女性(40)は「声をかけられてびっくり。でもうれしかった。来てよかったね」と息子(8カ月)を見やりました。

     時おり涙ぐみながら歌を聞いていた女性(63)=埼玉県三郷市=は、子守り歌と集団自決の話にぐっときました。たくさん買い込んだ全国の物産を手に、「明日は青空寄席と八代亜紀さんの歌が楽しみです」と話しました。

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