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ギリシャ危機の本質は、通貨発行権を失った国がおちいった末路
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ギリシャ危機の本質は、通貨発行権を失った国がおちいった末路

2015-06-23 02:18



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    (無料ブログより転載)

    世界が固唾を飲んで見守っているギリシャとEUの債務交渉が
    行われている。

    ギリシャ危機という時限爆弾が炸裂するかどうか審議中である。

    2009年から始まったギリシャ危機の結果、ギリシャ政府と国民の選択肢は
    以下の二つしかない。

    ・ギリシャはEUの提案を受けていれて、国民生活を悪化させる年金削減などの緊縮政策を行う

    ・ギリシャはEUの提案を拒否して、政府、銀行、企業のトリプル破綻を引き起こす

    どちらにせよ、ギリシャ国民にとっては災難である。

    すべては、ユーロに加盟し、自国の通貨発行権をなくしたことが原因である。

    自国の通貨発行権をなくしたから、

    ・野放図な借金をすることになった

    ・適切な金融政策が行えなくなった

    ・欧州中銀に国内銀行と企業の命運が握られてしまっている

    通貨発行権を手放したせいで、依存と借金が生まれ、
    それに対する対応策も極めて限られたものになっており、
    その結果、選択肢は、破綻かユーロ金融帝国への国民生活の
    悪化と従属か、の二者択一しかなくなった。

    日本も日銀を独立させてしまったことで日本政府から
    通貨発行権が法的になくなってしまった。

    それでも様々な形で政府が干渉ができるので、
    まだ通貨発行権に影響力がなくなったわけではない。
    (日本の場合は、政治が米国に従属しているので
    通貨発行権以前の問題でもある)

    民主的な政府が通貨発行権を持たないとどうなるかが
    ギリシャ危機によく現れているのである。





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