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北朝鮮提言外交問題評議会会長ハースの10項目(制裁効果ない。軍事→対韓国攻撃で実施厳しい。管理しかない)、と私の10項目(ミサイル防衛全く効果なし。先制攻撃は莫大な反撃招く)
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北朝鮮提言外交問題評議会会長ハースの10項目(制裁効果ない。軍事→対韓国攻撃で実施厳しい。管理しかない)、と私の10項目(ミサイル防衛全く効果なし。先制攻撃は莫大な反撃招く)

2017-11-05 08:41
  • 8

 国際問題で、世界で最も権威のある研究所は外交問題評議会である。

 現在この評議会会長リチャード・ハースである。元国務省政策企画局長である。国務省政策企画局長はそれぞれの時代で最も識見のあるとみられる人物がこのポストについている。

 彼が、「北朝鮮にどう対応するか「北朝鮮の核開発プログラムからの10の教訓(Ten Lessons from North Korea’s Nuclear Program)」という論評を発表した。「制裁は功を奏しない、現在の情勢下では北朝鮮が核開発とミサイル開発を行うのを止められない」という論評が発表されている。すでにこのブログで紹介したが、再掲する。 。

1事実関係「北朝鮮の核開発プログラムからの10の教訓(Ten Lessons from North Korea’s Nuclear Program)、「Project Syndicate

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今日の東京新聞サンデー版は北朝鮮特集だった。
それを見ると、北朝鮮と国交のある国は162,国交のないのは米・日・韓など30カ国あまりだという。その中でも、「対話より圧力」と主張しているのは日米の2カ国だけである。
現時点で北朝鮮のミサイルは米国の東部地域には届かないが、日本に届くミサイルは多数が用意されている。この状態で日本の首相が北朝鮮を挑発することは、日本人の命を軽視している証拠である。
こんな非国民首相を、日本人は許してはいけないはずだ。

No.1 84ヶ月前

トランプの横田基地での兵士向け演説から私が印象深く思った用語は
1.横田基地を最前線基地と称していたこと。
2.自由と平和を多用したこと。
3.インド・太平洋地区を守ると何度も繰り返していたこと。
これらの用語から得られるオーラは、朝鮮戦争時、韓国の最前線基地でマリリンモンローが行った慰問公演と同じものだった。つまり、その肝は米国のやる気満々の大陸・半島への侵略精神である。

というのも、
上記1.は敵対するのは北朝鮮のみならず中国でもあることを連想させる。
上記2.は日本の保守がリベラルとの議論に屈すると教条主義と言って捨て台詞を吐くのと似たもので、中国、ロシア、北朝鮮を非難する時「自由」の無い国国と断定し、そしてそれらの国を屈服させ平和を達成するというネオコンの陳腐なセリフを想起させる。
上記3.は2007年に自民党が考えたダイヤモンド同盟を想起させる。これが元で安倍氏は首相就任以降莫大な国費を使って中国包囲網を展開して来た。変人トランプの大統領就任で安倍氏が真っ先に駆けつけて説いたのがこのダイヤモンド同盟だった。シンゾウが言うのだからということでトランプはダイヤモンド同盟に同意したと言われている。

これから行われる首脳会談はまさしくトランプが行った米兵士向け演説を裏付けるものとなろう。このような発想でトランプが中国に臨むのであれば、中国はトランプに耳を傾けることは無いと私は推測します。

No.2 84ヶ月前

南北に引き裂かれ休戦協定中にある朝鮮半島の平和をどのように図るかということが、本質的最重要課題である。
北朝鮮を一定の管理下に置いて、核保有を認めるということはできるが、相対する韓国の安全保障、日本の安全保障をどのように考えるかという視点も欠かせない。韓国、日本が、簡単に認めることはなく、同等の軍事力を要求することは当たり前のことでしょう。

北朝鮮の後ろ盾である中国、ロシアと韓国、日本の後ろ盾である米国の力関係の変化、すなわち、米国の軍事力が圧倒的地位を持つものでなく、東アジアでの力での均衡が崩れかけており、北朝鮮の核保有を認めることは、米国が、東アジアからの撤退を余儀なくされるということである。

米国の立場に立てば、韓国、日本の軍事力強化核保有を前提に、中国、ロシア、北朝鮮の連合体に対応しようとするのは、理解できる。トランプ大統領の日本、韓国、中国訪問は、北朝鮮問題を超え、米国と中国の東アジア軍事力競争の神経戦に突入する前触れではないか。国民同士の反目が燃え上がると、始末に負えなくなる。中国が北朝鮮の後ろ盾として、どのような対応を選択するか、極めて重要な局面にし差し掛かっているとみなすべきでしょうか。

No.3 84ヶ月前

>>3
米国の立場に立てば、日本と韓国の核保有は認められないと私は思いますね。両国に核保有を認めれば、日本も韓国も米国の言うことを聞かなくなるリスクが生まれるからです。北朝鮮は両国の核保有を歓迎すべきことだと考えると私は観ますよ。更には、キッシンジャーの公式が働き核保有国同士は戦争は出来なくなり、東アジアの安定には妙な話ですが寄与するとも私は考えるわけです。インドとパキスタンが戦争しなくなっているように。

中国は日本列島から米軍が撤退するのであれば、日本の核は別に問題視しないかもしれない。日本がれっきとした核保有国になれば米駐留軍が日本にいる正当性を説明することが出来なくなるし、日本の核保有は仕方ないということになるでしょう。しかし、米国はどうでしょう。米帝国が崩壊するわけですから複雑な気持ちに陥ることでしょう。勿論、私は原発も反対の男ですから、日本の核保有は絶対反対です。じゃ、北朝鮮問題をどうするのということですが、北の核を認めたらいいじゃないかということです。彼らは「米帝国主義の侵略に対する抑止だ」と主張しているわけですから、彼らを信用しようじゃないかということです。

No.4 84ヶ月前

ハースやキッシンジャーの核戦略論を知っているわけではないので、孫崎さんの引用からの考察になりますが、

1,ハースの結論は「幾つかの問題は管理できるだけである」とのことだが、北朝鮮の核の場合「管理」とは具体的にどうなることをさすのか不明である。また、米国が「管理」を提案しても、北朝鮮がそれに応じるかも不明。

2,キッシンジャーの(中小国の核保有に対する)核戦略論は、米国が高みに立って調整できることを前提としている。典型的には(その当時の)インドとパキスタンの例であろう。しかし現在の北朝鮮は、イランやシリアをはじめいくつかの中東の国々とすでに関係があり、将来的にはISなどとも関係するかも知れず、米国の重要な利益や安全保障にたいして直接に敵対している。さらに、米国に直接とどく核弾道弾の開発終了が目前である(インドもパキスタンも今のところそんなものはもってない)。

つまり、ハースやキッシンジャーの議論が、現在の北朝鮮にそのままあてはまるかの検証が、孫崎さんの議論ではなされていません。

また、これらはあくまで米国内の議論ですが、中国がそれにしばられる必然性はまったくないでしょう。中国は、単純に北朝鮮などが核武装するのは不快でしょうし、現に公式に反対してきました。

ここから先は想像ですが、米中首脳会談で中国は、「金正恩後」の北朝鮮を中国が傀儡統治すること、さらにもしかしたら米軍の南からの撤退をも条件に、北朝鮮への仕置きに協力するだろうと思います(トランプは同意するでしょう)。もしかしたら、中国軍の北への侵攻すらありうるかもしれませんね。結果的に「核も米軍もない半島」が実現するかもしれませんが、それが半島の人々の望んだ形ではないことは明らかではないでしょうか。

No.5 84ヶ月前

「中国軍の北への侵攻」があるとしたら、もちろん、「中朝友好協力相互援助条約」にもとづき、北朝鮮人民の敵である金正恩を排除するという名目のもとにおこなわれることでしょうね。

No.6 84ヶ月前

>>4
それは当然です。

核拡散防止条約というのはそもそも日独の核武装を許さないために
生まれたものです。

ドイツは信用できるとして査察の重要ターゲットから外れたようですが
日本はそうでなく今でも多数の査察員が張り付いています。

当然のことです。

米国はヒロシマ、ナガサキ、ドレスデンで行なったみずからの巨大な
犯罪をよく認識しています。

日韓が核武装すると米国の言うことを聞かなくなるなどという
レベルをはるかに超えて、核武装は許しません。
とくに日本には。

トランブは低脳ですから、中国への嫌がらせに日本にも核武装を
許すようなことを口走ったことがあります。
いかに無知な男かってことです。
さすがにもう言いませんが。

NPT体制の本当の役割を誰かからレクチャーされたのでしょう。

No.7 84ヶ月前

アジアで戦争があって、儲かったのは昔の話。世界は繋がっている。 何とか平和にお願いしたい。 貿易している会社とか困るだけです。

No.8 84ヶ月前
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