• このエントリーをはてなブックマークに追加
米中攻防の中で、米国が圧倒的優位に立っているのが通貨。ドルとユーロが席巻。かつウクライナ戦争でロシアにドル使わせない「通貨の武器化」。この中中国貿易決済に人民元を使用する動き―サウジー、ブラジルが利用拡大。外貨準備で人民元がユーロ抜き二位
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

米中攻防の中で、米国が圧倒的優位に立っているのが通貨。ドルとユーロが席巻。かつウクライナ戦争でロシアにドル使わせない「通貨の武器化」。この中中国貿易決済に人民元を使用する動き―サウジー、ブラジルが利用拡大。外貨準備で人民元がユーロ抜き二位

2023-04-04 06:36
  • 12
 
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く
他2件のコメントを表示

teleSUR 16 February 2023

ロシアとボリビアが自国通貨を国際貿易に活用
https://www.telesurenglish.net/news/Russia-and-Bolivia-Use-Their-Currencies-for-International-Trade-20230216-0006.html

今週、ロシアとボリビアの企業は、米ドルの代わりにルーブルとボリビアを使用して国際商取引を行うようになった。

ボリビア駐在のロシア大使、ミハイル・レデニョフ氏は「金融業務が自国通貨で行えるようになり、ドルの覇権に打撃を与えることを意味します」と述べた。

このような国際貿易の様式が可能になったのは、2022年に金融当局が数回のオンライン会議を開催した結果、合意に至ったからだ。

「その結果、ガスプロムバンクとボリビア最大の国有銀行であるウニオンとの間で、ルーブルとボリビアの直接取引口座が開設されました」とレデニョフは述べ、これによってアンデス市場におけるロシア企業の仕事が促進されると付け加えた。

また、ボリビア企業は、熱帯果実、大豆、ワイン、アルコール飲料、コーヒー、リチウム、錫、金、銀をロシアに輸出することに関心を持っていると述べた。

この目標を達成するために、彼らはロシア企業との直接コンタクトを確立するために、大使館との協議を強化している。

レデニョフは、「今年開催予定のロシア・ボリビア政府間委員会の次回会合で、ボリビア人が提案を発表することを期待しています」と述べ、両国が健康協力の強化に関心を持っていることを付け加えた。

「ボリビアには、定置型病院の建設や管理が困難な地域があります。しかし、異なる技術や特殊な車両を使用することで、移動式の診断方法を使用することができます。このプロジェクトは現在交渉中です」とロシアの外交官は指摘した。

No.3 13ヶ月前

この記事は国際金融トリレンマを無視している。

中国が目指している金融政策は問題が多い。
①人為的低金利政策をとっている。資本の超過需要が生じている。過剰紙幣発行
②資本流出の構造的、潜在的脅威を警戒している。富裕層が海外蓄財

中国の金融政策は、「完全な資本自由化ではない」。
共産党が管理可能な「管理された資本自由化」である。

米ドルと香港ドルは、ドルペッグ制を採用している。香港ドルと人民元は一定の幅で管理されており、大きな視点で見るとき、米ドルと香港ドルは固定準相場といえる。

米国が香港ドルのペッグ制を止め、変動相場制を採用すると、人民元は米ドル交換では変動相場制になり、市場動向に大きく作用されることになる。

日本と同じようにたくさんの人民元を市場に投入すれば人民元は円と同じように大幅な元安になってしまう。

人民元が管理相場で成り立っているのは、米国が寛容な金融政策を中国に許していることから成り立っている。本来的に米ドルと互角に立ち向かおうとしたら、不可能である。相手の信用が得られれば、デジタル元などでデカップリングを選択す
るしかないのではないか。信用が得られなければ、国際金融世界での存在価値が低い。

No.4 13ヶ月前

>>4 中国が目指している金融政策は問題が多い。
西側マスコミばかりみていないで相手政府のいう事もたまに、よんではいかがですか?
http://j.people.com.cn/n3/2023/0330/c94476-10229411.html

No.5 13ヶ月前

米国では機関投資家による債券、株、マネーはAIにより自動的に行われています。又、リスクヘッジとしてデリバチブ取引が盛んに行なわれており、簿外扱いなのです。

問題はAIのアルゴリズムが一般数学の応用で構築されており、複雑系現象が一般の現代市場では通用しない局面が多々あり市場が崩壊するリスクは高まるばかりです。更には、個々の機関投資家はデリバテブ売り買いをネットにしてリスク量としていますが、複雑系現象故、総合量がリスク量だと把握するのが妥当なのです。

もう一つ、大事なポイントして「世界通貨は金だけだ」という事実です。米国はニクソン大統領が金為替本位を放棄して以来、歴代、金を忌み嫌う風潮を世界に撒き散らしたということです。米国のドル発行残高に対するGNP比は天文学的な数字になっております。

続く


No.6 13ヶ月前

>>6
続き
以上のことから、米国の非主流エコノミストたちは「明日にも米国の資本市場で東北大地震が起こした大津波が発生しても不思議では無い」と強い警告を発してます。

去る2月27日、モルクロフ中国駐在ロシア大使が環球時報の記者に対して次のようにコメントしてます。
「米国はドルの独占的地位と金融市場における強制政策を利用して、他の国が米国の勘定を払わざるを得ないようにしている」。

その解釈は当然世界が否応なく新ドルへの切り替え(米財政赤字の解消)を呑まされるということです。

No.7 13ヶ月前

>>4
中国は人民元を国際通貨として売り出そうとはしてません。ドルの大暴落(金価格のドル建て大暴騰)による損害を避けるためにブラジルは中国と通貨協定を結んでいるのです。

中国は国際通貨としてIMFのSDRを世界に採用させることにしてます。米国の事情が落ち着けば中国は堂々と世界に提案いたします。

No.8 13ヶ月前

グローバルサウス諸国はウクライナ戦争での欧米の経済制裁に中国が加わず、ロシアが持ち堪えたのを見て、一機に赤信号を皆で渡れば怖いが一機に始末される事はないと一機に雪崩を討った感じがします。一番怖いのは各個撃破だったような気がします。

No.9 13ヶ月前

いまロシアが金本位制にすれば、毎日毎日、兆円レベルだともいう戦費支払いでキンがロシアから流出していくだけだとおもいますがねえ。たとえば中共にキンがあつまる。ウクライナ戦争が終わっても、ロシアは周辺諸国での戦争を続けるでしょうから、構造は同じですね。

ロシアはアブラを売ってキンを取り戻すっていうかもしれないけど、
中共は人民元印刷すれば、サウジからアブラを調達できるとなれば、せっかく手に入れたキンを手放すのかどうか。食料でも同じ構造でしょう。それにロシアが黙っていられるのかどうか。

サウジはどうかというと、あつめた人民元は中共からものを買うとき(たとえば中共に巨大建設工事をしてもらうなど)には使えるけど、ほかでどのくらい使えるのかどうか。中共とばかり輸出入してればいいんですが、そうでもないでしょうし。楽天ポイントをあつめれば、楽天のマーケットでは使えるけど、auのマーケットでは使えないですね。

米国の現状にもちろん問題はありますが、そこをいくら指摘しても、ロシアや中共がどうかということは、また別に考えなければならない。ここでも、米国が悪いといくらいっても、中共やロシアがいいことにはならないという法則があてはまります。

No.12 13ヶ月前

>>12
どうもポイントが分かっていないようですね。

米通貨当局の失策に米国政治が足をとられ、肝腎のドルが基軸通貨としての信頼性を失い、米帝国の威信が光を失っていくそういうプロセスが現在進行していると私たちは言っているのです。

勿論、その狙いは自民党や貴殿みたいな盲目的親米家が米国オンリー主義を見直すことなんです。

No.13 13ヶ月前

「ドルが基軸通貨としての信頼性を失い、米帝国の威信が光を失っていく」プロセスが進行中ということについて、別に異論はありませんよ。米通貨当局は失策というよりも、ものすごくがんばっているとわたしにはみえるけど、これはまあ、立場の違いでしょう。

わたしが言っているのは12で書いたように、
米国の現状にもちろん問題はありますが、そこをいくら指摘しても、ロシアや中共がどうかということは、また別に考えなければならない。ここでも、米国が悪いといくらいっても、中共やロシアがいいことにはならないという法則があてはまります。
とういことです。

No.14 13ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。