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file:77 「締め切りが守れません」
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file:77 「締め切りが守れません」

2015-12-27 19:00
    皆様からの質問・相談、ジャンジャンお待ちしております!
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    ――――――――――――――――――――――――――――――

    【相談文】

     締切が全く守れません。
     人にとても迷惑をかけていることも、自分に被害があることも十分にわかっているのに改善できません。
     締切を守るスケジュール管理より、謝罪の文面を書くことの方がどんどん上手くなります。
     
     こんなダメな自分を変えたいのですが、どうしたら締切を守れるようになるでしょうか?
     
     とべ さん / 20代 / 女性 / 学生

     
    【うしじまの回答】
    (今回はゲストの小田原ドラゴンさんを交えての回答となります)

    うしじま:
     私も締め切りを守らないタイプです。

     相手がムチャムチャ、ムチャムチャ、ムチャムチャ、ムチャムチャ連絡してくるようになって、初めて電話を取ったり返事をしたりするタイプで。
     「最悪、この仕事はなくなっても構わない!」って、いつも思ってしまっていて。

     だから、締め切りが守れない気持ちだけは、よく分かるんですよ。

     でも、相手の出方次第なんですよね。

     相手がすごい熱心に、私の原稿なり写真なりを「待っている」って言ってくれて、さらにもっと贅沢をいうと、その写真が来た後に「ありがとうございます!」ってお礼が来た後に、そのことについて感想がついてたりすると、「メッチャいい人! 今度からこの人と、ちゃんとやろう!」って思うんで。

     なんですかね…難しい!

     どうですか?
     締め切りって、守れます?


    小田原:
     遅れることはあるんですけど、締め切りをブッチしちゃうみたいなのはないですね。

     この人は学生でしょ?
     学生だから締め切りブッチしちゃっても、それでお金が入らないとか、そういうのはないと思うんですよ。


    うしじま:
     あぁ、そうですね。
     まず、入らなくても困らないような金しか貰ってないんでしょうね。


    小田原:
     締め切りをブッチすることで困る事には なってないから、締め切りを守んないだけでしょ?
     これが仕事だと、やっぱり変わらざるをえないですよ。


    うしじま:
     ああ、でもそれは分かります。

    「もう、うしじまさんが この写真を出してくれなかったら、発売は延期になるので、Amazonにも延期の申請を出さなければいけないので、申し訳ないのですが、早めにご連絡だけでも頂けると助かります」とか言われると、さすがの私も連絡します。

     「えぇっ!?発売延期になっちゃうの!?」みたいな。
     「マジで!?」とか言って。

    ・・・

    「どれくらいの時間で仕事を終えられるかがわかれば、締め切りの逆算も出来るだろう」(コメント)

    うしじま:
     そうですね。
     逆算なんて、簡単にできるんですよ。
     自分の能力は分かってますからね。

     そんなことは関係なしに、やりたくないんですよ!
     「メンドくせー」とか、「やる気が起こんない」とか。
     「なんかメンドくさい!」、「やっぱりやる気が起こんない!」みたいな感じなんですよ。

     だから、むしろ締め切りが守れないことについて叱責してくれない、いい感じで急かしてくれない編集者に問題があると、私は思いますね。
     だって いい感じの編集者の人とかには、結構返事早いっすもん。
     電話出て、メチャメチャ怒られたりしない人には、必ず電話出たり折り返したりするし。
     そうなんですよね。

     …私、すごい最悪ですね。
     どうすればいいんだろう?
     どうすればいいですか?


    小田原:
     いやでも、これは、仕事になれば変わると思いますよ。


    うしじま:
     ああ、仕事になれば変わる。


    小田原:
     僕は学生の時とか、夏休みの宿題とか、全然出さなかったですもん。
     締め切りに間に合わなくて。


    うしじま:
     私も出したことないですよ。


    小田原:
     僕も出したことないですけど。

     でも、やっぱり仕事になると、とにかく締め切りが来たら何か描かないとダメなんですよ。
     穴開けちゃうから。

     で、穴開けると信用なくなるでしょ?
     仕事なくなるでしょ?

     そう考えると、どうしても守らざるを得ないんです。


    うしじま:
     なるほど。
     本当にそうなんですけど、私は締め切りをブッチしまくったり、最終的には無視して連絡を取らなくなったこともあるので。


    小田原:
     でも、それで仕事なくなるでしょ?


    うしじま:
     なくなりましたけど、「別に、どうでもいいや」って。
     「別に生活困んねぇし」みたいな。

    ・・・

    うしじま:
     …いや、違うんですよ!
     あなたの生活がかかってるか、かかってないかが、締め切りを守るか守らないかのポイントなんですよ。

     あと、そこに関わってる人のメンツに関わる関わらないとかでも変わってくるんですよ。
     
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