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【第5回】山下大輝&駱駝スペシャルインタビューvol.2
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【第5回】山下大輝&駱駝スペシャルインタビューvol.2

2021-05-21 14:00
     
     
    「山下駱駝」第5回収録直後のインタビュー! 後半は駱駝先生の「コトダマン」課金から「アニメ化企画」まで、「がんばらない」コンセプトの番組のはずが、ちょっとだけ頑張っちゃうお話です。
     
     
    なお4月23日に配信したアーカイブは【こちら】からご覧いただけます。
     
    ぜひ、動画をご覧になってから読んでください。
     
    (取材・文:かーずSP
     
    なお今回のインタビューでは、番組に寄せられたメールから、いくつか採用させて頂きまして、お二人に質問をぶつけております。


     
    ■「失敗した時に自分を慰める方法を知っておく」「社会の理不尽さに慣れる」
     
    ───番組では駱駝先生のスマホゲーム20万課金も話題に上がりました。
     
    山下:本番ではツッコミましたけど、ハマったらそれくらいするよね。声優業界にも、いっぱい課金してる人がたくさんいますから(笑)。仕事ばかりしていて、お金を遣う場が限られているから。
     
    駱駝:俺はまさにそのマインド(笑)。他に散財する趣味がないことと、「コトダマン」に復帰して、新しいキャラが欲しかったという理由もある。
    キャラクター性能が強かったんですよ。俺は効率厨だし、内田雄馬君の声だしって感じ。
     
    山下:ちゃんと仕事をしている人だからこそ許される課金の仕方だと思います(笑)。
     
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    ───今日の「ゼロから始めるアニメ化計画」「面白いのと売れるのは別」とお話されていました。「面白いから売れる」んじゃないんでしょうか?
     
    駱駝:違います。面白いから売れるんじゃなくて、「面白そうだから売れる」ですね。
    特にライトノベルは、たくさん出ている表紙とタイトルでほぼ決まる。
     
    ───1巻はそういう傾向が強いとは聞きます。
     
    駱駝︓それで1巻が売れて、⾯⽩かったら継続して売れる。内容が⾯⽩くても、タイトルと表紙がイマイチでは売れないという現実があります。ライトノベルの読者数は、⺟数が少ないから。
    仮に1巻⽬に⼗万冊売れて、内容がそこそこで、2巻で三万冊売れたと仮定します。
    もう⼀つの作品は、1000冊売れて、超絶⾯⽩かったから次も1000冊売れたとすると、どっちに未来があるかって話。
     
    ───後者の方が面白くて減少率が低くても、続刊は出なくなる……。
     
    駱駝︓ざっくりとした説明ですが、『スプラッタ―ゾンビ物』で物凄い面白いラノベを出したとしても、『スプラッタ―ゾンビ物』という時点で、購入層がかなり限定されて、売上部数が立たない可能性がある。これが、『面白くても売れない』の一例ですかね。
    もっと色んなパターンがあるけど、話すと長くなるのでこの辺で(笑)
     
    ───「声優のオーディションは就職活動」という発言がありました。現在、新卒生や就活生で苦労している人に向けてのアドバイスをお願いします。
     
    山下:心の持ち方としては、失敗して当たり前というか、失敗を恐れないことが大事なのかな。
    真剣だからこそ、失敗して傷ついちゃう。傷ついている自分を、どう慰めていくか。食べること、ゲームする、運動する……自分を慰める方法は人それぞれです。
    自分がどうすればストレスを解消できるのか、どういう風に失敗と折り合いをつけられるのか。それを経験しながら探っていくのがいいんじゃないかな。
     
    駱駝:俺ももともと社会人だったから新卒で入社した人に言えることは、勉強することを勉強して、あとは社会の理不尽さに慣れていけばいいんじゃないかなってこと。世の中、理不尽なことが多々あるからね。
    それと日本は衣食住に対して優しい国なので、どれだけ失敗しても、大病や事故以外で死ぬ事は無いから。生活保護もあるんで、失敗を恐れずに、やりたいことを何でもやってみるのがいいんじゃないかな。
     
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    ■敬語とタメ語の使い分けは?→「迷ったら笑顔と敬語」
     
    ───ペンネーム「ありたろう」さんから、「夢は見ますか?最近見た夢で印象的なのはありましたか?」
     
    山下:最近見たんだけど、なんだったかなー。
     
    駱駝:最近のは忘れたけど、昔は黒の組織に追いかけられて、ショッピングモールの階段から落ちて、ハッと目が覚めた事がある。
    夢だから設定が雑で、途中からミュウツーが紛れ込んでるの(笑)
     
    山下:うわー頭の中で見る夢って感じだね。僕が昔の夢で覚えてるのは、『DRAGON BALL』の孫悟空に舞空術を教えてもらう夢。
     
    駱駝:悟飯じゃないんだ(笑)
     
    山下:そう、悟空なの。実家の和室で教えてもらうって意味わかんない(笑)
     
    ───「らむ」さんから「心も体も疲れきってしまったので、良ければ元気の出る一言をください!」
     
    山下:飯食え!
     
    駱駝:よく寝ろ!
     
    山下:『8時だョ!全員集合』じゃん!歯磨けよ!
     
     
    ───「sabajo」さんから「大輝さんが逢坂さんを「りょーちん」とお呼びになっていたり、大輝さんが駱駝さんとの会話でも敬語とタメ語を併用されていたり。先輩に対して敬語を使う場面と親しげに話す場面の使い分けはどうされていますか?」
     
    山下:相手が許してくれるかどうかだけなので、その人の空気を読むことが大事。
     
    ───相手の見極めはどうするんですか?
     
    山下:経験を積んでいくしかないと思います。だから「この人がどういう人なのか」を分析しますね。世の中の先輩なり目上の人が、全員良い人とは限らないから。
     
    駱駝:迷ったら、とりあえず全員に笑顔と敬語で話しかける。それで無下に扱うほどバカな大人はいないし、相手がヤバいなって察したら、すぐに撤退する。
     
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    ───「ごはん」さんから『HUNTER×HUNTER』ではどのキャラが好きですか?」
     
    山下:読むたびに変わるんだよなぁ。
     
    駱駝:今はレイザー。
     
    山下:渋いね。じゃあ俺はゴレイヌにする。
     
    駱駝:両方ともドッジボール編になったか。
     
    山下:具現化系って、具現化するものを四六時中眺めたり、触ったり、舐めたりしてたじゃん、クラピカの鎖とか。
    ゴレイヌも、ゴリラに触ったり舐めたりしていたのかなって疑問があるんだけど……。
     
    駱駝:あはは!
     
    山下:あれが僕の中で『HUNTER×HUNTER』の大きな謎の一つ。具現化系でゴリラを具現化するって、よっぽどゴリラと一緒にいたのか、ゴリラに育てられたのか、ゴリラが好きすぎて動画を見ていたのか、めっちゃ気になる(笑)
     
    駱駝:なぜお前の念能力はゴリラでいこうと思ったのかってこと?(笑)
     
    山下:そんなゴレイヌの心情をずっと考えていた時期がありました。
     
    ───お二人が欲しい念能力はなんでしょうか?
     
    山下:ネフェルピトーの治療できる能力! 「玩具修理者(ドクラーブライス)」だったかな。あれめっちゃ便利!
     
    駱駝:俺の他にも念能力者がいるなら、クロロ団長の「盗賊の極意(スキルハンター)」が欲しい。要はドラえもんの四次元ポケット状態だから。
    念能力を自分だけが持つとしたら、予言ができる「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」
     
    山下:あとはビスケの「魔法美容師(マジカルエステ)」が欲しい! あれで全身を揉んだり、肩のコリも取れるし、ずっと若いままいられる。
     
    駱駝:つまり俺たちが念能力を欲するのは、夢のあることじゃなくて、私生活で役に立つことをチョイスしたがる(笑)
     
    山下:うん、合ってる(笑)
     
    ───それでは皆さんへのメッセージでまとめたいと思います。
     
    駱駝:「今日は21時スタートだから生で視聴できる」って人もいたけど、アーカイブでいいからね、「山下駱駝」は、生の臨場感は特にないよ。
     
    山下:僕たちが言った事は取り返しがつかないけど(笑)
     
    駱駝:だから今日は、ゲーム会社の人に見られたら俺は取り返しがつかない事態になるかもしれない……。
     
    山下:それと「ゼロから始めるアニメ化計画」は、やる気に溢れたコーナーになりつつありますね。やっぱり僕らは仕事をしていかないと死んでしまうので。
     
    駱駝:あわよくば2クールでお願いします!
     
    山下:贅沢!いいねー!
     
    駱駝:まあオリジナル2クールは、相当期待されないと無理なんだけど! アニメの本数が多いんだから、一本くらい俺たちの企画を紛れ込ませて、どさくさでアニメ化できないかなー(笑)
     
     
    【了】
     
     
    (取材・文:かーずSP
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