d58335d0f343db7b18e0b3db9939e63e52d31a6f.png

 
「カリスマは作れる【2026年版】」の続きです!(#1,#2)

 

このシリーズでは、最新のカリスマ研究をもとに、「他人が『この人すごい』と感じてしまう仕組み」について見てまして、ざっくりまとめると、

 

  • 表情(マイクロ表情)
  • 身体の動き(ボディランゲージ)
  • 話し方(パラランゲージ)

 

みたいな感じでした。そこで今回は、カリスマを作り出す3つの要素から「パラランゲージ」に焦点を当てて、こいつを上手く表現する方法をチェックしてみましょう。パラランゲージってのは、声の高さや話すスピード、間の取り方、抑揚、声の強弱など、言葉の中身以外で相手に印象を与える要素」のことで、要するに「何を言うか」よりも「どう聞こえるように言うか」が大事なポイントになります。

 

それでは、この「正しいパラランゲージ」を作り出す大事なポイントを見てみましょうー。

 

 

 

カリスマは「声の出し方」でわりと作れる

さて、簡単におさらいしておくと、パラランゲージってのは、「何を言うか?」ではなく「どう言うか?」に関わる要素であります。声の高さ、話すスピード、間の取り方、声の明るさ、強弱、リズム、感情の乗せ方などがこれに該当しまして、同じことを言っていても、「これは……大事です」と静かに言うのか、「これは大事です!」と勢いよく言うのか、「これは、かなり大事です」と間を入れて言うのかで、相手が受け取る印象はまるで変わるってのは、非常にわかりやすい話じゃないでしょうか。

 

で、今回の研究であきらかになったのは、単に「明るく話せばいい」みたいな話ではないぞってところです。というのも、この研究では、

 

  • 非言語表現がダイナミックな話し方のほうが、抑制的な話し方より顧客評価が良くなる。
  • ポジティブな表情や前向きな姿勢は好評価を得やすいが、場合によっては、怒りのようなネガティブ感情も、相手に好意的に受け取られる可能性がある。

 

みたいな傾向が示されているんですよ。コミュニケーション術というと、「ポジティブな姿勢を保て!」みたいなアドバイスが多くなりがちなんだけど、実際には声や表情にどれだけ感情の変化を乗せられるか、そして、その感情を場面に合わせて使い分けられるかが重要になるわけですね。

 

なので、ここから考えると、カリスマ的な話し方ってのは、

 

  • ずっとニコニコして明るく話すことではなく、感情のレンジを適切に使い分けること

 

だと言えるんですよ。まぁ、ちょっと考えてみても、ずっと明るい声で「これは大事です!これも大事です!あれも大事です!」とか話す人は、最初は元気そうに見えていいかもだけど、だんだん情報商材っぽくなってくるでしょうからね。逆に、ずっと低い声で淡々と「これは重要です。次も重要です。すべて重要です」みたいに話すような人は、説得力はあるかもしれませんが、相手の感情が動かないんですよね。

 

カリスマ的な声ってのは、この中間にありまして、

 

  • 普段は落ち着いた声で話す

  • 重要なところだけ少し声を強める

  • 相手に安心してほしいところでは声をやわらげる

  • 危機感を伝えたいところでは少し低くする

  • 一番大事な言葉の前に、あえて間を置く

 

みたいな感じで、抑揚をつけることがめっちゃ多いんですな。

 

では、どうすれば、この「声で人を動かす力」を鍛えられるのか?ってことで、「パラランゲージ」を鍛える方法を見てみましょうー。

 

 

 

「パラランゲージ」トレーニング1:文章に「声の感情タグ」をつける

 パラランゲージを鍛えるうえで、最初にやると効果が出やすいのが、文章に「声の感情タグ」をつけるトレーニングです。これは簡単に言えば、自分が話したいことに対して、

 

「ここは落ち着いて読む」
「ここは少し驚きを混ぜる」
「ここは低めの声で強調する」
「ここは相手を安心させる感じで話す」

 

みたいに、いちいち意識を入れていく方法です。多くの人は、話すときに「何を言うか」ばかりを考えるものでして、もちろん内容は大事なんだけど、聞き手の印象を大きく左右するのは、「その言葉がどんな声で届けられたか」だったりするんですよね。

 

たとえば、「これは大事です」という一文も、明るく言えば「前向きな提案」に聞こえるし、低くゆっくり言えば「警告」に聞こえるじゃないですか。同じように、これを少し間を置いて言えば「核心」に聞こえるし、笑顔まじりに言えば「親しみやすい助言」に聞こえるわけです。言葉そのものは同じでも、声の感情によって、相手が受け取るメッセージは変わるわけですな。

 

そこで使うのが「感情タグ」でして、たとえば、以下のような文章があったとしましょう。