
さて、ひさびさに緑茶の話です。このブロマガでは「コーヒーと並ぶ健康飲料」として緑茶を推奨してまして、私も頻繁に飲んでおります。なんせ緑茶はEGCGってカテキンが豊富で、こいつのメリットが大きいんですよ。
が、ここで困っちゃうのが、商品選びであります。緑茶というと、「どれを買っても、それなりにカテキンが入ってるんじゃないの?」と思いがちですけども、毎度おなじみモンタナ州立大学のアンダーソン先生が市販品を調べたデータを見ると、そう簡単にはいかないんですよ。
というのも、アンダーソン先生がティーバッグ、茶葉、抹茶、ペットボトル飲料などを分析したところ、緑茶に含まれるEGCGは1杯あたり29~118mg。ところが、一部の商品には9mg前後しか含まれていなかったんだそうな。つまり、同じ「緑茶」でも、健康成分の量には10倍以上の差があるわけっすね。
そんなわけで今回は、健康効果を重視して良い緑茶を選ぶには、どこを見ればいいのか?をまとめつつ、具体的な推奨品を見ていきます。
緑茶の健康効果について、いまわかっていること
では、まずは緑茶にはどんな健康効果が期待できるのか?ってところから見ていきましょう。緑茶についてはめっちゃ研究データが多いので、それぞれのメリットをざっくり概観しておきます。
LDLコレステロールを下げる
おそらく、こいつが一番データの多いメリット。複数の臨床試験をまとめたメタ分析では、緑茶を飲むことで、
- 総コレステロール:約4~7mg/dL低下
- LDLコレステロール:約2~5mg/dL低下
という結果が出てたりします(R、R)。まぁそこまで凄い効果じゃないですけど、高LDLのサポートには十分使えるっすね。
食後の血糖値を抑える
緑茶カテキンには、糖質の吸収を遅らせるメリットもあり。たとえば、健康な若い男性17人を対象にした研究では、夕食と一緒に緑茶を飲むと、カフェインだけを含む飲料に比べて、食後1時間の血糖値上昇が小さくなったそうな(R)。
また、観察研究のメタ分析では、緑茶または紅茶を1日3杯以上飲む人は、2型糖尿病の発症リスクが16%低かったとのこと(R)。もっとも、これは因果関係を証明してはいないんで、そこは注意。
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