アー写の撮影が終わり、レコーディングが終わると、私とODはライブ用のリハーサルに入った。

 

 最初のステージは菊地くんのレーベル・フェスで、ショーケースとして、スタジオコーストのサブステージで20分だけだったが、既にその段階ではフジロックでの30分のステージも決定していた。菊地くんのDJに、我々が継いで入る。菊地くんと私はバックヤードで入れ替わる。そうしたアクロバットに全く不安がないほど、我々は鏡面の日々を過ごし続けていた。