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<菊地成孔の日記 22年12月15日午前4時記す>
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<菊地成孔の日記 22年12月15日午前4時記す>

2022-12-15 10:00
  • 8

 QNとの一仕事を終えた。本来なら今日(昨日)はとっくにアルバムは完成しており、MVも最大で3本は完成していたはずだったのだけれども、A面しか完成していない段階でリリパがプレ・リリパになった。とまれ、こういった考え方自体が過ぎた楽天性で、場合によっては予想だにしない他者を人知れず傷つけているかも知れない、という可能性も、さすがにこの歳になり、七五三なみとはいえ代表取締役になれば少しはわきまえるというものなのだが、まだ身につく程ではない。

 

 というのは、大人言葉で書けば、であるが、「面白い展開になった」としか心が捉えていないからだ。冷静になって、どこに如何なる金銭的、精神的な荷重がかかっているか?などと考え始めると、、、、、と、威勢良く書いてみたが、そもそもそういう事が考え始められないのである。僕に筒井先生や山下洋輔の遺伝子があるとしたら、この点だけかも知れない。 

 歴史上、こうした

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傑作と駄作 双方の可能性を強く抱いた博打みたいな状態、楽しいですね〜。
今って 予想通りの結果を出そうってする人ばっかりな気がするので笑 

ブラックユーモアの無い荒野は、ちょっとづつ現実にも侵食している気がします。
(友人との食事の席でブラックジョークを、周りのお客の視線を気にして、自主規制してしまった自分の問題かもしれないけど笑)

No.1 16ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>1

<今って 予想通りの結果を出そうってする人ばっかりな気がするので笑>

 なんか一説によると総みたいですね=。クリエーターもそんな感じなのだろうか?信じたくない笑

<ブラックユーモアの無い荒野は、ちょっとづつ現実にも侵食している気がします。>

 コレはもう、SNSが現実に侵食している限り、そうでしょうね。SNS論とか別にないですが、今は社交と非社交の確立のためのレッスン中に思えます。ただ、ツイッターに限定して言うならば、基本全員が、屈辱感とともにあるので、思考のコスパは落ちますよね。なんかものすげー頑張っているように見えます(脱力風、一言風の人たちさえも。僕はPCに1日分を1〜2時間で書いて、長沼にメールで送信してるだけですが、なんか量が多すぎるみたいなんで笑、減少傾向にハンドル切りますが笑)。ブコウスキーの墓碑銘を改めて読むべきですよ。彼の墓には「頑張るな」と書いてあります。

No.2 16ヶ月前

菊地さんはブラックユーモアのあるフェミニストだと勝手ですが思ってます!

今国内のフェミニストでブラックユーモアのある人っているんですかね? 

ブラックユーモアのあるフェミニストは自分の事フェミニストっていわないのかな?


水上さんの話ラジオデイスで聞いて笑いましたけど、真理だなぁって思いました。
ウキャキャキャキャって笑いじゃないなら何なんだ、、!笑

でも今の日本でユーモアをもってフェミニズムを語っても袋叩きに合いそう。特にSNSでは。

ラカン的な自分の「欲望」を知って自身の隠れた主体に目を向けていけば(もちろん主体は移動するので完全に見る事はできませんが)その人は真のフェミニストだと思いますが、、違うんですかね?
的外れだったらすみません^^;

この文章もブラックユーモアが無いなーって思います(笑)

No.3 16ヶ月前

便利に検索して、経済合理的に最適化したい金融資本によって、リスクをヘッジして、クレジットデフォルトスワッピングなんでしょ? 何しろ経済は大小の世界、拡大再生産のゲーム、限界に達し、環境を破壊し、持続不可能な現実を前に、SDGs、まぁ、ユーモラスでブラックジョークなのか、人間社会、AIとロボットで、無力化されるDXデジタルトランスフォーメーションとか何とか、リストラの波、仕事って、無くなったら終わりだけど、ニッチなマーケットに技術革新、価格競争で合理化を競うコロシアムで殺し合うような日々、『食う寝る遊ぶ、お元気ですかぁ〜?』など懐かしい雇用不安とあらゆる危機、機械部品のような分業セクショナリズム、目指す未来にロボットとの戦、人間性の喪失に向かう合理性、フーテン、ボンクラ、ホームレスなど、憧れてシマウマ〜、zebra、横断歩道は通らず赤信号を行くgambling、humbleランブルnotホールディングス(田中康夫ちゃん)

No.4 16ヶ月前

私が接してきた最も身近なブラックユーモアの作家はいしいひさいちでした。
昭和-平成と政治家(だけじゃないけど)をユーモアを失わない形で悪意をしっかりもってキャラクター化してみせたいしいひさいちも、平成の後半から令和の今は政治家を描けなくなっています。
高校生-大学生の頃、肖像権が強くなる中で、いつかいしいひさいちが政治家を描けなくなったら、世間はグッと悪くなるだろうと予感しており、結果その通りになっただけですが、酷い事だと思います。

そのいしいひさいちですが、2022年に兼ねてより描き続けていた日本の女の子がファド歌手になるストーリーを自費出版にて上梓し、これまで、いしいひさいちを知らない人にも届いて話題になっています。
サウダージでありファドの味わいに満ちている地方の女子バディストーリーを大御所4コマ漫画家が出してくるのは痛快でした。政治4コマが描ける環境なら出なかったでしょうし。

今夜のPIT INNにおりました。1st SETの2曲目は1stTakeが僅差で良いと感じましたが、拍手できませんでした。
クールさが良かったんですけどね、ホットな演奏後の空気に勝てませんでした。

No.5 16ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>4

 こうちゃん、雰囲気がぐっと上がったんだけど、こっちが読む楽しさが減ってきたよ笑

No.6 16ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>5

 いやあ、世代差とはいえ着眼点が凄いですね。そんなことになっていたんですか。。。。。因みに(ギャラリー向け)「ファド」F-Cの事ではなく、ポルトガルの演歌ですね簡単に言うと、僕もモロッコに取材に行ったエスクアイア旅行の帰りにリスボンのファド酒場を取材してきましたが、まあまあまあ、今は言葉が多くなって便利ですね。ドープそのものでした(客とかも)。

 「熱演至上主義」は本当に恐ろしいウイルスで、リハーサルでは、ニルスペッターモルデルぐらい静かだったんですよ。すごく簡単にいえば、お客様はともかく、彼等(メンバー)は、まだ若いですね。すごく熱演していました笑(2ndのヴォーカルセットの時はそうでもなかったけれども)。

 ジャズはインタープレイングと言って、演奏中のコミュニュケーション性が高いんですけど、「話がぴったり合った」時にクールでいられるって、相当なことですよね。ある意味それもブラックユーモアですよ。softcoreさんならお分かりいただけると思うんですが、もともとジャズが持っていたクールネストいうより、マンブルラップ的な発話がコレからのジャズのセンスには必要だと思っています。

No.7 16ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>3

<菊地さんはブラックユーモアのあるフェミニストだと勝手ですが思ってます!
今国内のフェミニストでブラックユーモアのある人っているんですかね? 
ブラックユーモアのあるフェミニストは自分の事フェミニストっていわないのかな?>

 まあ、僕のフェミニズムは外付けですから笑


<水上さんの話ラジオデイスで聞いて笑いましたけど、真理だなぁって思いました。
ウキャキャキャキャって笑いじゃないなら何なんだ、、!笑>

彼は真理しか言わないんですよ笑お。「ウキャキャキャ」の部分は、笑い声ではなく、「そう発音してる」んですね笑


<でも今の日本でユーモアをもってフェミニズムを語っても袋叩きに合いそう。特にSNSでは。>

 いや、誰が何を言ってもフクロはフクロでしょう。大ブクロかコブクロかはともかく笑。そういう世界ですよ。

<ラカン的な自分の「欲望」を知って自身の隠れた主体に目を向けていけば(もちろん主体は移動するので完全に見る事はできませんが)その人は真のフェミニストだと思いますが、、違うんですかね?
的外れだったらすみません^^;>

 いやそれで良いと思いますよ。羅漢のジャーゴンで言ったら「対象a」と「欲望」との区別がむずいですけどね笑

<この文章もブラックユーモアが無いなーって思います(笑)>

 いやこの欄でブラックユーモア出さなくても良いですよ笑

No.8 16ヶ月前
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