なんだか色々としているうちに3月も終わった。色々しているので普段と変わらない感じなのだが、「サックスを吹いていない」というのが欠損、ともまた違った、「もともと吹いてなかったのではないか?」という感じで、記憶が喪失しながら捏造されているような気分だ。これは悪いものでもない。こうしてだんだんと訳が分からなくなってゆくんだな笑、と思う。

 

 ただ、去年一回作り直した体幹からのバランスがまた崩れてしまい、今年は再度体幹から作り直さないと、もう見栄えがどうこうではなく、滑舌から歩行から演奏まで、全てに歪みが出てしまい、いかに噛み合わせが重要か痛感させられる。

 

 以下、医学的根拠は皆無なので、きちんと説明できる方がいらっしゃったら(「この中に、お医者さんはいらっしゃいませんか!」byスチュワーデス)して頂きたいのだけれども、歯並びのすぐ上、頬骨の始まりみたいなベルトがある。整体の片山先生は、僕が歯の再手術をしたと報告する前に後ろから頬骨を軽く触り、「今までで一番硬いですね。菊地さんはコレがユルユルだったんですよ。スピード出ないでしょうこれじゃあ」と言ったので、今更ながらびっくりした。

 

 僕は正直、ペン大の授業をしながら、自分の身体バランスや、そこから生じる速度のカウントをしているのだが(授業中はほとんどピアノを弾いているので→ピアノは自分の姿勢と体幹のチェックに最も適した楽器だ)、パワーは変わらないのだけれども、速度が落ちているのが歴然なので、どうしたもんかなあ。と思っていたところなのだ。