くまみこ 壱 - くまぼっくす - [Blu-ray]

 アニメ『くまみこ』が面白いです。

 何この神アニメ。豊作といわれる今期でもこれがいちばん面白いかも。女の子(とくま)可愛い。

 『マクロスΔ』とか『甲鉄城のカバネリ』とか『Re:ゼロから始まる異世界生活』みたいなシリアス寄りの作品もいいけれど、ただひたすらに可愛くてちょっとシュールなこの作品がいまのところいちばん楽しく感じるなあ。

 まあ、そうはいってもほかのアニメも面白いのですけれど。

 今期は『はいふり』とかもあるし、ほんとに豊作だよなあ。

 最新話から見ても特に問題ないと思われるので、未見の方、わりとオススメです。はい。

 このアニメの何がいいのかってしばらく考えてみたのですが、結局、くまを出すことで女の子の可愛さを引き出しているところに良さがあるんじゃないかと。

 もちろん、その逆もあるわけだけれど、とにかく、くまと女の子(巫女)という組み合わせがすごい。

 この組み合わせは、ちょっと考えるとシュールすぎるようだけれど、じっさいにはよく考えられていると思う。

 というのも、女の子の可愛さを引き立てるにはやっぱり男の子を出さないといけないという側面があるわけです。

 男の子が男らしく凛々しいほど、女の子がキュートに見えて来るという比較の妙。

 まあ、もちろん、男の子が可愛くて女の子がかっこよくてもいいわけですが、基本的にはやっぱり女の子の女の子らしさというものを描くためには比較のために男の子が必要になって来ると思うんですよね。

 でも、このあいだも書いたように、いまのアニメでは男の子を出しづらくなっているんですよね。

 簡単にいってしまえば、「ネトラレのタブー」に抵触するからです。

 それで女の子ばかり出て来るアニメが増えたりするのだけれど、そればかりになってくると差別化がむずかしくなってくると思うのですね。

 そこで、『くまみこ』では男性キャラクターの代替としてくまを採用したのではないでしょうか。

 少女とくま。ちょっと