クロスエッチ 1 (チャンピオンREDコミックス)

 きょうのエッチな漫画レビューです。

 このコーナー(いつコーナーになったんだろ)は、18禁ではないエッチな漫画を紹介することを目的としています。

 好評なのか不評なのかまったくわかりませんが、最近、ダンボールにひと箱その手の漫画を注文したので(笑)、もうしばらく続けるつもりです。

 いやさ、この手のぬるいエッチ漫画って、何か妙に心癒やされるものがあるんだよね。

 たくさん読んでいると、わりと幸せ。ダメ人間だなー、おれ。

 独身だからこそできることだとも思う。このままシングルで生きていこ。

 さて、きょう取り上げる作品は『クロスエッチ』。ナンパネタの漫画です。

 初めて愛した女性から「100人とセックスして、それでもわたしのことを好きだったら交際してもいい」といわれた主人公が、ストリートに出てナンパ師として成長していくさまを描いています。

 が、正直、あまり面白くない。もうちょっとナンパのテクニックとか詳細に描いていたら読む価値があるかもしれないけれど、この手の漫画の常であっけなく成功してしまうので、読みごたえがないのですね。

 まあ、エッチ漫画なんだから成功しないと困るのかもしれないけれど、物語としては盛り上がりを欠く。絵もあまりうまくない感じ。

 ただ、ぼくはナンパという趣味(?)そのものには興味がある。

 正確には、ナンパには興味がないけれど、コミュニケーション一般にはある。

 ぼくもコミュニケーションスキルがあるほうじゃないから、どうすれば人とうまくやり取りできるか? 知りたいと思うのですね。

 特に初対面の他者に対しどういうふうに対応すればいいのかということには大いに関心があります。

 初対面の人に逢うとき、事前に相手が情報を仕入れているのでなければ、好感度プラスマイナスゼロからゲームはスタートするはずです。

 そこからどうやって好感度を高めていくか? いい換えるなら「自分というメディア」の信頼度を上げていくか? そういうテーマについてはしょちゅう考えます。

 自分の苦手分野だからこそ、なんとかしたいと思うのですね。

 まず、簡単に改善できるのは、いわゆる「第一印象(ファーストインプレッション)」でしょう。

 よく「清潔感のある恰好」をせよ、といわれますが、まあまったくの正論で、真新しい服装に靴、まともな髪型であれば、容姿は普通であってもそこそこ好印象を与えられるものです。

 じっさい、髪型の第一印象に占める割合って大きい。で、ちょっと高い理髪店で髪を切ってもらえば、やっぱりそこそこかっこいい髪形になるものなんだよね。

 まあ、ぼくはいま全身性円形脱毛症でハゲとしての人生を送っているので、どうしようもないけれど……。治療に2年くらいかかるらしい。しくしく。

 とにかく、あまり気合いを入れておしゃれをしなくても、そこそこお金をかけた、くたくたになっていない、清潔感のある恰好をすることが大切なのでしょう。

 顔を洗うとか歯を磨くとかは当然として、とりあえずそこを押さえておけば、第一印象は悪くないものにできるはず。相手が同性であれ異性であれね。

 問題は、