「移住希望地ランキングに異変、地方を目指す若者世代の実態」という記事を読みました。

 2015年は地方創生元年といわれる。きっかけは14年に日本創成会議の増田寛也座長が「40年までに896の自治体が消滅する」と予測した、いわゆる「増田レポート」だ。安倍政権は秋の臨時国会を「地方創生国会」と位置付け、地方創生政策に多額の予算が付いたため、地方自治体のUIターン誘致活動が一気に活性化した。

 東京・有楽町にある同センターには、14年まで5県が移住相談窓口を設けていたが、15年は一気に29県に増加。相談者の数も前年の2倍近い2万人以上に増えた。


 というわけで、地方移住を考える若者は増えているようです。

 ぼくも地方(新潟県)在住であるわけですが、いま現在まったく困ったことがないので、おそらく将来的にもここで暮らしていくだろうと思います。

 たまに東京の郊外に住もうかな?と思うこともあるけれど、わざわざ東京に出てもメリットがほとんどないんですよね。

 東京の友人と遊ぶときだけ新幹線で東京に出ればいいわけで、無理に東京に住む意味がない。

 まあ、東京に家を借りて、そこを仲間内の「たまり場」にすればそれはそれで楽しいかもしれないけれど、すぐに飽きる可能性もあるし。

 いま住んでいるところは(あまり子細に書くとまずいかもしれないけれど)図書館も近ければ映画館も近い、書店も近い、サッカースタジアムや野球場も近いという快適便利な環境なので、よほどのことがなければここから動かないことでしょう。それこそ結婚するとか。

 ただ、一時的にはどこかへ移住することもあるかもしれません。

 正しくノマドワーカーであるぼくは、ほんとうはどこに住んでもいいんですよね。

 その気になれば(貯金は目減りするものの)あしたにも北海道とか沖縄に「移住」することはできなくもない。

 『妹さえいればいい』でまさにそういう話があったけれど、あれはリアルな描写だと思う。

 さすがに海外に行くには準備が必要だけれど、国内で数か月くらいならそれこそどこへでも行ける。

 もちろん、パソコンは持って行ってそこで仕事をすることになるでしょうが。

 そういう意味ではよい仕事だなあ、と思いますね。好きなものを見てテキトーなことを書いてそれでお金が入るのだからたまらない。甘い蜜がしたたり落ちるような仕事といえるでしょう。

 まあ、生活していけるだけ稼ぐのはたしかに容易なことじゃないし、将来のこともさだかじゃないんだけれどさ。

 しかし、そうはいっても、たとえば会員が3000人くらいになれば、まず大抵のことには対応できるんじゃないかと思うのです。

 仮に