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ちきりんさんの『マーケット感覚を身につけよう』を読み終えました。
どうしても読みやすい本から読んでいくことになってしまいますね。
積読のなかには以前述べた『権力の終焉』や、コリン・ウィルソンの『至高体験』といった、難解とはいわないまでもかなり読みづらい本も混ざっているのですが、そういう本は必然的に後回しになります。
堅くて厚い本を読むのは、どうしたって一日がかりですからね……。
まあ、そういうわけで、『マーケット感覚を身につけよう』の話。うん、なかなか面白い本でした。
ちきりんさんは、まず、インターネットの発達などによってさまざまな分野で「市場化(マーケット化)」が進んでいることを指摘します。
そもそも市場とは何でしょうか? この本によれば、それは以下のような簡潔な定義で説明できます。
・不特定多数の買い手(需要者)と不特定多数の売り手(供給者)が、
・お互いのニーズを充た
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