弱いなら弱いままで。
さて、さらに続きです。ぼくの主人公レンくんの「弱点/欠点」を考えたいと思います。基本的に完璧なキャラクターは魅力がありません。どこかに欠けたところがあって初めてひとはキャラクターに共感できます。
では、具体的にどんな弱点がいいか? そうですね。「コミュ障」などどうでしょう。ふだんから不愛想でひとに心をひらくことができない。天才的な技術を持っているにもかかわらず、うまく自分の思いを言葉に変えることができない。
そういう「コミュニケーション下手」のキャラクターとして設定したいと思います。はい。
次に「動機」と「欲望」、ですが、これは「貴族に母親を殺された」、「その際、自分も拷問にあった」という過去が背景になるでしょう。かれの貴族とその「犬」への敵愾心、復讐心で物語を牽引してもらいたいと思います。
「過去」と「未来」はさらにもう少し詳細に詰めたいところですが、これは後回しとします。
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