• このエントリーをはてなブックマークに追加
粛々となろうを読む。『THE FIFTH WORLD』&『盾の勇者の成り上がり』。(1993文字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

粛々となろうを読む。『THE FIFTH WORLD』&『盾の勇者の成り上がり』。(1993文字)

2013-02-17 21:42
  • 2

 すでに自動で連絡が行っているかもしれませんが、このチャンネルの「動画」コーナーに自作の動画をアップロードしました。自作動画といっても当然、ぼくにそんなものを作れる能力があるはずもなく、ただニコ生の記録をそのまま上げただけの代物です。

 でも、これでタイムシフトが終わったあともニコ生を記録として残せるぜ! まあ、なぜか途中の放送40分ほどがうまく動画にできなかったのでやむを得ず前後編に分けているのですが……。

 基本的にこれからニコ生をやったときは会員限定で動画をアップするつもりなので、もし良ければ聴いてください。ほんとうはコメントもそのまま移植したほうがいいんだろうけれど、ぼくの技術力ではどうしてもうまく行かないんですよねー。

 こういうとき動画制作能力がない身でニコニコを使いこなすむずかしさを実感します。うーん、どうにかしたいなあ。

 さて、それはそうとして、今日も今日とて「なろう」で小説を読む日々です。評価が高い『THE FIFTH WORLD』を最新話まで読み上げました。もっとも、ほんとうはもっと先まで公開されていたのだけれど、書籍版刊行もあって消されたようです。今後、再アップされるかどうかは不明。

 いやー、これはおもしろい。基本的にはよくあるヴァーチャル・リアリティMMORPGものなのだけれど、デスゲーム設定ではなく、普通にRPGしているところが興味深い。となると緊迫感が薄れるようだけれど、そこは種々のSF設定でカバーしている。

 どうしても『ソードアート・オンライン』の亜流たる宿命を負っているこの手の作品として斬新な作品といえるでしょう。とにかくキャラクターが多彩にして強烈で、正義の味方から悪の化身まで、色々な人物がそろっている。

 そしてその正義も悪も、すべては仮想空間上でキャラクターをロールプレイングしているに過ぎず、現実世界に帰ればそこにはあたりまえの生活があるという設定もいい。主人公を史上最悪のプレイヤーキラーに位置づけるあたりの感覚もお見事。ぼく的に非常に好みの作品ですね。

 何より、最新話近くの展開にはびりびり来るような強烈なセンス・オブ・ワンダーがある。なるほど、そう来たか!と膝を打つ設定の開陳。読み返してみるときちんと伏線が敷かれているあたりが心憎い。

 必ずしも「なろう」らしい作品とはいえないかもしれませんが、エンターテインメントとしての純度の高さでは「なろう」の作品のなかでも傑出した一作なのではないでしょうか。

 とにかく素晴らしく狂った出来なので、未読の方にはオススメ。このまま続きが再アップされないようなら書籍版を買うかも。

 
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

盾の勇者は、毎日定時更新ってのが大きいんじゃないですかね。
もう読んでるかもしれませんが、「Re:ゼロから始める異世界生活」とか面白いですよ。

No.1 143ヶ月前

僕も盾の勇者の人気の要因は、毎日午前10時にかかさず更新しているって言う、継続性が大きいと思います。僕が海燕さんのブロマガを購読している理由と同じです。一定のクオリティの物を高頻度で定期的に発信するだけで付加価値が発生するのだと思います。

No.2 143ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。