弱いなら弱いままで。
【有料記事】「最近のライトノベル」に関する神話と現実。(2670文字)
あなたは普段、ライトノベルを読まれるだろうか。仮にまったく読まれないとしても、一度や二度は「最近のライトノベル」に関する言説を目にしたことがあるのではないか。Twitterあたりでこの言葉を検索すると大量に見つかる。
そのなかにはネガティヴな内容のものも多い。曰く、最近のライトノベルはどれも同じような内容。曰く、最近のライトノベルは昔のような活気をなくしてしまった。曰く、最近のライトノベルは萌えばかりでワンパターン。とにかく最近のライトノベルは退屈だ、といいたいようだ。
しかし、それらの言説は本当に「最近のライトノベル」を語りえているだろうか。ぼくには「最近のライトノベル」という言葉で語られる言説は大体が「ひと昔前、ふた昔前のライトノベル」を語っているように思える。
ライトノベルは市場の要求に応えるため、猛烈な速度で劇的に変化しており、数年前のセオリーはまったく通用しない。そ
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コメント
コメントを書く私は本を買うとき(特に未読の作家の場合)最初の10ページほど読んでから購入を検討するのですが、あの表紙のイラストのせいでどうも書店の売り場ではそれがやりにくい。結局興味はあるが、買わないままということが多くなる。
私にとってあのイラストは、良くも悪くも諸刃の剣になってしまってしまっているのが現状ですね。