弱いなら弱いままで。
テレビアニメ化されて人気を博している『宝石の国』が面白いです。ぼくのまわりでは「とにかく最高」派閥と「さっぱりわからん」派閥が分かれていて、もうじき地獄の最終戦争へともつれこもうとしているところなのですが、それはともかく、これは傑作だと思います。
ぼくはまだ序盤しか読んでいないのですが、この先を舐めるようにして読んでいきたいと考えています。
アニメも出来がいいですよね。いったい昨今のアニメはどうしてしまったというのだろう。単に作画だけじゃなく、脚本や企画も含めて優れたものがたくさん見あたるのだけれど。
いやー、何でも長い時をかけて見てみるものだなあ。ほんとうに時とともに状況は変わるのだよね。
さて、それでは『宝石の国』のどこがそんなに素晴らしいのか? ぼくは「イメージのきらびやかさ」といった言葉で表現するのですが、何億年か先の時を生きているのであろうポストヒューマンたちの造形がま
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