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「狐の王国」の「萌え絵はポルノではなく、人間への回帰なのである」という記事を読ませていたきました(http://koshian.hateblo.jp/entry/20150916/1442403299)。
非常に面白い内容で、感銘を受けたのですが、その一方で「萌え絵とポルノが無関係である」とする主旨には、やや違和感が残りました。
個人的には、萌え絵とポルノ、あるいは「性的なもの」は深く関係していると考えるからです。
とはいえ、90年代、ゼロ年代と萌えカルチャーを消費しながら過ごしてきたひとりとして、この記事の論旨は非常に納得がいくものでもあります。
おそらく、この論旨は間違えていないのです。しかし、同時に完全に「萌え」という概念を掘り尽くしていないのではないか、とも感じます。そこで、ぼくなりの「萌え」論として、いくらか自分の意見を書いておきたいと思います。
さて、上記記事では結
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