弱いなら弱いままで。
こういう記事を読んだ。
ストレスやサスペンスのみなもとである物語の「トンネル」を通りたくない人がいる、それも意外とたくさんいるのかもしれない、という内容で、非常に興味深い。
暗かったりしんどかったりする展開のことを「トンネル」と称しているあたりのわかりやすさが素晴らしいと思う。
で、この記事に出て来る書き手の方の奥さんは典型的な「トンネル嫌い派」で、書き手自身は「トンネル好き派」なのだが、実はぼくはどちらの気持ちもよくわかるのだ。
以前にも書いた通り、エンターテインメントはポルノ性(予定調和)とアート性(自由奔放)のバランスで成り立っているところがある。そのどちらが欠けても大人気を博すことはむずかしい。人間の心理とはそういうものだと思うのである。
先の展開がまったくわからない
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