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ども。きょう取りあげる作品は雨瀬シオリさんの『ここは今から倫理です。』です。以前にも取り上げたことがあるかもしれませんが、まあ、もういちど語っても良いでしょう。ちょうど第3巻が出たところだし。
この作品、ひと言でいえば、まあ教育もの、教師ものなのですが、主人公が倫理の教師というところが一風変わっています。
これを読まれている皆さんは倫理の授業をマジメに受けていましたか? ぼくは寝ていました。倫理の授業というのは一般的にいって、それくらい退屈なシロモノだと思います。
だいたい、倫理、モラルなんて概念そのものがどうにも退屈に思えますよね。反倫理、アンモラル、そっちのほうが面白そうです。
やっぱり法律をきちんと守って法定速度のなかでスクーターを走らせるよりは、盗んだバイクで走りだすほうが面白そうだというところはあります。
もちろん、それは法的、ないし倫理的には「悪いこと」であるわけで
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