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先日、人気のライトノベル『僕は友達が少ない』の最新刊が出た。この物語は、それぞれひとりも友達がいない(と思い込んでいる)数人の生徒たちが集まって作った「隣人部」の活動を綴ったシリーズで、「友達とは何か?」「どうすれば友達になれるのか?」がひとつの大きなテーマになっている。
ネットでは悪評をばらまくひともいるが、じっさいに読んでみるととてもおもしろい。いまのライトノベルの主要読者層からかなり離れているぼくが読んでも問題なくおもしろいのだからたいしたものだ。
こういう「友達」なり「友情」というテーマを大上段に掲げた物語が要求される背景には、いま、若いひとのあいだで友達がいるかどうかがきわめて重要な問題として受け止められているという事実があるのだろう。
友達といえば、以下のような調査結果がある。
14日の「成人の日」を控え、マクロミルが今年成人式を迎える全国の新成人500人を対象にした「2013年新成人に関する調査」を先ごろ発表した。交友関係について「友達は何人いるか?」と尋ねると、最も多かったのは【10~20人(20.6%)】。一方で【友達はいない】が11.6%だった。さらに【友達がいる】と回答した人に「“親友”と呼べる人は何人?」と続けたところ、最多は21.7%の【親友はいない】という結果に。親密な交友関係の構築に苦戦している姿が伺えた。「申請人意識調査「友達いない」約12% 親密な交友関係の構築に苦戦?」(http://life.oricon.co.jp/2020419/full/)
いま、12%の若者には友達がいないというのだ。40人のクラスがあったら、そのうち4、5人はひとりの友達もなく孤立していることになる。ただ、逆にいえば88%には友達がいることになるわけで、この数字をさして「親密な交友関係の構築に苦戦」していると見ることが妥当かどうかはわからない。
そもそも、だれもが友達を作らなければならないわけではないだろう。書き手自身の「親密な交友関係」に対する過度な思い入れが感じ取れる記事といえるかもしれない。
ただ、そうはいってもやはりひとりきりで学校生活を送ることは楽ではない。このアンケートに「友達はいない」と答えた12%の多くが、叶うことなら友達がほしいと思っていることはたしかだろう。
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「孤独力」はカンストしていますが、このパラメータはリアルワールドではなかなか活かせないものです。
孤独力カンスト状態で就活に挑んでいるものです。
孤独力で経歴に傷が付いてるし、それを深く掘り下げられたら…と思うと不安で眠れない。
でも、とりあえず死ぬわけではないし、それによって得られたものもあると思います。
できるだけのことをやってみようと思います。