ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア(特典無し)

 『ファイナルファンタジー14 新生エオルゼア』をプレイステーション3で遊びはじめた。

 スクウェア・エニックスの新作オンラインゲームである。

 ソフトそのものは市場価格3000円前後と安く、また、ソフトを購入すれば1ヶ月間は無料でプレイすることができる。お手軽なので、試しに遊んでみることにしたわけだ。

 最新のゲームを追いかけなくなって久しい。それはただ単に時間と費用の問題でもあるが、ゲームを遊ぶことそのものにむなしさを感じだしたからでもある。

 いくらゲーム内でレベルアップし世界をひとつふたつ救ったところで、現実世界でのバリューにはつながらない。それはいかにも無意味であるように思えた。

 しかし、無駄だと云えば何もかも無駄であり、むなしいと感じるならすべてがむなしい。

 この世に明白な価値があるものなどありはしないのだ。リアルワールドで金や地位を得たところで何の意味があるだろう?

 こういう「遊び」に価値を見いだせなくなった時、ひとの心は老いていくのだと思う。

 そういう意味で、ここらへんで時代のカッティング・エッジに追いついておく意味はあるかもしれないと感じ、このゲームを始めたしだいである。

 しかし、いろいろなダウンロードやらアップデートやらに時間がかかり、また、サーバーが極端に混雑していて、始めるまでにほぼ丸1日かかっている。

 そして始めることができたのはいいものの、その後、やはりサーバーに入ることができず、プレイしつづけることはできずにいる。

 Amazonなどでは不満のレビューが続出しているようだ。

 そういうわけなので、現段階でゲーム内容の感想を書くことはできない。

 ひとつ云えるのは、やはりグラフィックの側面では素晴らしいとしか云いようがないということだ。

 次世代機プレイステーション4の映像に比べればこれでも荒いのかもしれないが、オンラインゲームとしては最高峰の映像であることは間違いない。

 一見して「オンラインゲームもここまで進歩したのか」と