弱いなら弱いままで。
『ガッチャマンクラウズ』第一の見どころは一の瀬はじめちゃんの巨乳。
ここ数年のアニメのなかでも最高の傑作になりえる作品かもしれないと思っていますので、未視聴の方にはぜひ観てほしいです。
視聴手段が関東圏以外では日テレオンデマンドで900円払うことくらいしかないというのが残念ですが……。
900円くらい払う価値は十分にあると思うので、ぜひ、追いかけてみてください。
しかし、この『クラウズ』、ほんとうに傑作なのか?ということはまだわかりません。
というのも、爆発的に人気が出てグッズがたくさん、同人誌がたくさん、Pixivに画像がたくさん、という状況にはなっていないからです。
アニメブロガーを初めとするマニアックな視聴者の間では話題騒然ではあるものの、そこまで人気が出てはいないのではないかと思います。
たぶん、この作品、エンターテインメントとしてはあまりに知的で難解すぎる。
きちんと文脈を押さえて観ていかないと何を云っているのかわからないようなところがある。
「ヒーローの孤立」の問題を扱っていることはわかるひとには一目瞭然なのだけれど、でもそこに至るコンテクストを知らないと何が面白いのかさっぱりという一面もあるよね、と。
ただ、それにもかかわらずそこそこは人気が出ているように見えるのは、今回はキャラクターと演出が冴えているからでしょう。
『C』もちょっと観てみたんだけれど、こちらはやっぱり演出がいまひとつの「理」の話なんですよね。
エンターテインメントは「理」だけではダメなんですよ。どこかで視聴者の感情を揺らさなければ……。
エンターテインメント的にははじめちゃんっておっぱい大きくて可愛いよねとか、そういうところが大切。
そもそもLDさんが云うところの「脱英雄譚」には
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