弱いなら弱いままで。
面白かった――かな?というところでうすね、ぼくの評価は。公開初日の映画に対し、あまりネガティヴなことを書くのもどうかと思うのでどう書いたらいいものか迷うんだけれど、いやー、微妙でした。ぼく的には。
これがほんとに出来が悪い映画だったら気にせず「ふんっ」とか書いちゃうんだけれど、決してそうではないあたりが悩ましい。
見方によっては傑作ともいえると思うし、じっさいTwitterで感想をあさってみたところかなり好評の模様ではある。まあ、わざわざ初日に観に行く人たちの感想だからいくらか偏りはあるにしてもね。
だから、まあ、わざわざ批判するようなことを書く意味もないとは思うんだけれど、そうだとすると、ぼくのこの割り切れない気持ちをどこにやったらいいのか――ううう。
そういうわけなので、以下は多少のネタバレを含みながら語ってみようと思います。あくまで個人的な意見として受け止めてください。お願いします。
あ、余計なことは頭に入れずに観たいという方は観てから読んでくださいね。そこはまあ、各人にお任せします。
さて――この映画、ぼくは一切事前情報を仕入れずに観に行きました。知っていたのはサイバーパンクSFで、虚淵玄が脚本を担当しているということだけ。
ヒロインが釘宮声だということも知らなかった。で、特に予想も期待もなく観に行ったのですが、それでも予想したものとは違っていました。
うーん、まさか
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